風にまかせて~人と自転車が好きになる風輪日記~

50代の目線でロードバイクのトレーニングを通して緩~く書き込みます。

磐梯吾妻スカイラインHC Day2【レース】

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※大会HPより

LinkTOHOKUが主催する
ツール・ド・ふくしま第二戦
磐梯吾妻スカイラインHC 2Days」
の二日目に参加して来ました!

二日目は土湯温泉側から浄土平を目指して距離32km標高差1100mをかけ上がる国内最長のヒルクライムレースです。

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結果を先にご報告。

〈戦績〉
年代別順位(50~59) 9位/53人
レースタイム  1:20:13(ネット)

〈データ〉
247w/20分 Ave225w NP228w TSS 163.9
体重 58.2kg バイク 6.7kg(Look695)
ホイール Bontrager Aeolus 3
タイヤ  F:Corsa Speed(TU) R:Corsa CX(TU)
CTL 76 TSB 17

7/4(日)
朝4時15分起床
窓から外を見る限り路面は濡れているけど降ってはいない様子。
朝食を済ませて6時に受付と下山荷物を預けに外へ出ると傘は必要ない程度の小雨。
宿泊先の目の前にある観光案内施設が受付会場のため一旦部屋に戻ってから準備開始。
近いと思うと慌てることなくのんびりしてしまい、時間ギリギリになって久しぶりに装着するVelotozeのシューズカバーを履くのに手間取ります(破れてしまってw)
装着が終わった頃にはアップする時間がなくなっていました💦
少しでもWUをしてやろうとコース内の坂に向かっていると、既に参加者全員がスタート地点へ移動しだしていましたw

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仕方なく列に混じり自転車を押し歩き移動。
すると知り合いのマックさんにお会いし一緒に指定の場所で待機。
待機中は、隣に昨日の高湯側の年代別で優勝した宮○さんはじめたくさんの同年代の猛者にマックさんが声をかけていて場を和ませていました。
マックさんはこの界隈のレジェンド的存在。
すると一人の方がパンクした自転車を担いで列に来ると、何処からか(参加者以外?)チューブの提供を受け取り同時に自然に周りの方が協力してあっという間に修理完了💦
そんな中、最初のアスリートクラスのスタート号令が聞こえると違う意味の歓声が上がります!

その後、コスプレ→女子→60歳以上のクラスと1分間隔でスタートすると
あっという間に私のクラスの番です。
意図せず自然な流れで先頭列に私、マックさん宮○さんが並びました!
こんなポジションでのスタートは初めての経験でした(*_*)ドキドキ
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号令前に動画カメラを録画開始。
号令と共にラップボタン押し左のクリート
嵌め!嵌め…?はまらない💦
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↑スタート数秒後にはこんな状況に・・orz
後ろの方には大変ご迷惑おかけしました(^_^;)

というワケで、
一瞬のミスで番手がかなり下がってしまいました。
マックさんには序盤はアップがてらゆっくり行きますとお伝えしてましたが、いざスタートすると身体が勝手にマックさんを追いかけるように脚を使って後ろに付きました!
スタート前に、昨日も参加していて調子が悪いと言っていたマックさん。
本調子なら追いつく事はあり得ないのでチャンスと思いできるだけ付いて行こうと考えました!
そのままツキイチでも良かったんでしょうが
無謀かとは思いながらも前に出ていましたww
一体どんだけ踏んでるのかサイコンすら見る余裕がありません!
軽量化を考えてサイコンのマウントを外しステム上にサイコンを移動したり、雨の水滴で見辛い事もありました。

昨日の同年代チャンプ宮○さんは独走体制!
どんどん離れて見えなくなっていました!
この時点では2番手です。
結構長く前を牽いたように感じましたが多分わずかな時間だったでしょうw
またマックさんが前に出て来ました💦
もう付いていくのがやっとの状態でしたが
シフトのタイミングや走行ラインを真似する事で無駄な思考をせず走りに集中できました。
しかしスタートから10Km付近に来て、それまでのオーバーペースに心肺的な限界を感じ始めてドロップしました。

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photo by ICHYさん

後ろから来た他のクラスの速い参加者に混じって何人か同クラスの方に抜かれました。
このレースはマスドスタートなのでゴールした順番が順位となりこの時点では5位だったはずですw

少しずつ心肺が落ち着いて来たのでペースを戻しつつ良いペースの集団が来る事を祈ります。
12Kmを過ぎると長い平坦路がある事を試走で確認していたからです。
集団ではありませんが40代の方が一人抜いて行ったので頑張って後ろに入ると、急にペースが落ちて「脚がもうないので先にどうぞ!」と言ってきました。
私は「今抜かれたばかりなのに?」と思いましたが、仕方なく前に出て4km近い平坦路を休まず踏み続けました(*_*)
するとさっきの40代の方が後ろに付いているようですw
今思えば少しだけ牽いて交代すべきでした。
また上りが始まって脚を使った私のペースが落ちるとスルスルと前に出てきて「すごいですね!」と一言。
何だかモヤモヤした気分になりながらも「次は牽いてね!」と返しましたが
結局、徐々に離れてしまいました(*_*)
そんな彼の方が私よりレース上手だとは思いますが
私には出来ないことだな、と思いました。

そんな後に同クラスの田○さんが後ろからやってきて抜かれましたがすぐに並んで会話を少しだけ、
前々から同じレースに参加されていてリザルト等で名前を知ってはいましたが話をするのは初めてですw
また私が前に出て平坦路になったのでさっきの40代の方を追いかけます!
なんかさっきから上りより平坦ばかり頑張ってる自分がいて笑えますww
試走の時からの考えで平坦トレーニングをしてたので仕方ないとは言え…
しかし簡単には追いつけずに力尽きてペースダウンすると、田○さんが前に出てくれました!
藁にもすがる思いで後ろに入り平坦を終えると再び上り区間
心肺ギリギリのペースで付いていくもまた離れてしまいました(*_*)
自分のペースで進んでいると今度は30代のグループが並んできましたので便乗します。
一人だけ遅れそうになったので私が前に出ると後ろに入ってきて、しばらくしてまた前に出てくれます!
「ええ人やん」と嬉しくなりました(*_*)
「双竜の辻」と書かれた看板のあるヘアピンを抜ければ残り5km程度。(半分は下り)
標高1600mの道路表示が見え「もう20メートル上ったら終わりだから…」と声をかけ上り区間が終わって下りに入る事を伝えたかったんですが意味が通じなかったのかリアクションはなしw

下りに入る手前で何故か先頭交代を求められて「殺す気か〰️(笑)」と年寄りをアピールしながら前に!
上り区間最後となる『道路最高点 1622m』の場所には悪魔おじさんが待っていて私も思わずテンションが上がり
ウェーイイ!!と声を出し悪魔おじさんの声援に応えますww

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下りでも遠慮なく踏んでスピードを出していると後ろから違う方が追いつき抜いて行くので、また楽しくなって更に踏んでラストスパート!
最後の方を追う形でゴーーール‼️

後半に絡んでくれた方々とお礼の「ぐータッチ」でお互いの健闘を称えます✊✊✊
そしてゴール後のお楽しみ(*^-^*) 浄土平でふるまわれた福島の特産品、
川俣シャモ汁、抹茶ゆべし、桃のフィナンシェ、甘食、バナナ
どれもとても美味しかったです!
川俣シャモ汁は思わず二杯もおかわりしていただきましたw
※食べるのに夢中になり写真撮り忘れました。
ご馳走様でした!

正直もう少し上位を狙っていましたが、他のレースが中止になって速い人が集まった事もあり厳しさが倍増しました!
タイムとしては試走から10分短縮できて良かったと思う反面、久しぶりとは言え自分のレース展開が初心者過ぎて泣けます(>_<)
長い距離を走り様々な状況を体験できたのは学びが多くて少しは進歩できたと感じます!
何より終わった時の一体感は最高な気分にさせてくれました(*_*)
ある意味では、
自分らしくレースができた!
そう思うと満足していますww

下山では道を間違えるハプニングがありスタッフ不足を感じましたけど、安全に配慮した管理体制のおかげで複雑な交通規制の中で無事に下山できました。
多くの大会が中止を余儀なくされている中で、試行錯誤しながらも開催していただいた事に本当に感謝します!
大会関係者の皆さま
「ありがとうございました」

来年は更に良い大会になることを期待して終わります。

合掌
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