風にまかせて~人と自転車が好きになる風輪日記~

50代の目線でロードバイクのトレーニングを通して緩~く書き込みます。

「はじまり」があれば…【彩湖SR】《前編》

先日の日曜日は8/9以来、実に47日ぶり!
ひ~~っさしぶりのロードバイク
「お外ライド」に出かけてきました。
すっかり夏が終わった感じの、雲の多い肌寒い一日となり
色んな意味で少し物寂しいライドでした。

遡ること数週間前、
私が唯一加入させていただいている自転車チーム「Team Y Saico」から

『コロナ自粛から活動再開したばかりの「彩湖サンデーライド」ではございますが、
発足者であり主導者のNさんが勤め先である「Y's Road」を定年退職されるのを機に
Nさんの参加及び Y'sのサポートが無くなるため
事実上9/26が最後となってしまう』云々というお知らせが届きました。。
※実業団とは別の話です。

それに伴いNさんの奥さんが善意で開いてくれていた「KANARI CAFFÈ」も
当然終了になるとのことでした。

そして9/26(日)
彩湖SR 及び KANARI CAFFÈ 最後の日

 コロナワクチン二回目接種から一週間。
経過観察期間を終えて最後の「彩湖サンデーライド」に間に合いました!
とはいっても私は朝8時からのチーム練習には参加しないで、
10時から始まる「KANARI CAFFÈ」のみの参加です。

私が参加し始めたころは
わりと自由参加のような彩湖サンデーライドでした。
とはいえ、ライド前に行われるミーティングに間に合わないと参加できない!というルールは徹底していました。
夏は集合時間が朝7時とかだったので
絶対に遅れないように休日にもかかわらず早朝から必死にw身支度を整え、
いそいそと家を出て行っていたのが今では懐かしい思い出です。
ミーティングではその日の参加人数・各々のレベルによる班分け、
班ごとのライド内容、注意事項など重要な話しをする場ですので
1分足りとも遅刻は許されません!!
(そうでもなかったかな?)
趣味の集まりとはいえ皆さん
サイクリストとしての不文律をわきまえた上、Nさんに注目し話を聞くので
ここでは緊迫の時間が流れます。
こんな感じでやっていたサンデーライドでしたが
いつの頃からか参加人数が増えすぎた事で徐々に統率が乱れ
落車等の事故も発生する事態に陥ったことがありました。
それに対する策の一つが定員制でした。
引率者一人に最大10人までとし、それにより完全予約制となりました。
決められた人数内で参加者の目的とレベルに合わせた3つの班に分ける、という内容に変更されました。


しかし今現在
Y'sからの引率者はNさん一人になり内容は「初級レベル」のみで
定員も常ににいっぱいでした。
なのでここ最近は
各自が好きに走ってから
または
顔だけ出しにわざわざ自転車で、と
この「KANARI CAFFÈ」にだけは変わらず大勢の方が集まり
メンバー交流の場となっていました。

私はこの日
久しぶりのライドでマスクを忘れて引き返したり、外へ出ていきなりポツポツ降られたりと出発に手間取り11時少し前に彩湖に到着、チームに合流しましたw
なんやかんやで出だしからつまずき、予定よりも遅くなったことで
いつもの自分なら『今日の参加は諦めよう・・』となるところでしたが
この日が「最後の…」ということで背中を押された感じで向かいました!

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集合写真を撮っていたようですが案の定、間に合いませんでした(^_^;)

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FB「Team・Y 上昇志向班&素敵な仲間」より
※撮影の時だけマスクを外しております

赤のSaicoジャージか青のYジャージ(旧)、どちらを着ていこうか迷って
私は最後のこの日にSaicoジャージを着ていきましたが
青のYジャージが圧倒的多数でしたwww

思えば8年前の1月、
寒さ厳しい中、私はこの彩湖SRに初めて参加しました。
当時、ロードバイク購入から4ヶ月が経過し色んな方のブログや雑誌を読みながら基礎知識や情報を得られても
実際のスキルはサイクリングレベルのままで・・・
次のステップをどうするか?と模索していた時でした。
やりたい事は明確に「ヒルクライム」と決まっていたので大会にはすでにエントリー済みだったと思います。
その大会とは「第一回榛名山ヒルクライム」こと「ハルヒル」でした。

そんな時
ワイズロードHPで「サンデーライド」についての記載を発見!
Y'sでロードバイクを買ったわけではないので参加させてもらえるのか半信半疑でサンデーライドの「総本山」埼玉県は志木市にあるショップを訪ねました。
それまで通勤で使用のMTB等は近所のスポーツバイクショップのバイシクル「S」を利用してましたが
対応に疑問を持つ出来事があって、それ以来この手のショップが少々苦手に感じていました。

そんな私でしたが、初めてNさんとお会いして
第一印象は少し素っ気ない感じでしたがサンデーライドについて質問させていただいたところ、
ルールや基本的な考え方など言葉の節々に説得力が感じられ参加を決めた記憶があります!
誓約書にサインして会費を払いチームジャージ(青のYジャージ)をいただいて
晴れてチームメンバーになりました!

最初のサンデーライドでは先輩メンバーさんに手信号やそのほか基本動作等を付きっきりで指導・確認していただき、
トレインの中の動き・ドラフティングと先頭交代に及ぶまで毎週参加するごとに成長する喜びを感じることができました。

仲間ができ良きライバル達と切磋琢磨する事は何物にも代えがたい経験になりました!
走力のレベルが上がり更に高みを目指すなら彩湖から飛び出して
実業団メンバーとの山岳ロングトレーニングもチャレンジ可能でしたので
サンデーライドに参加することで私は一気に活動の幅を広げることができました!
※当時の上級班引率者は T店長

ここでは皆それぞれの楽しみ方や目標を持っており、自転車というスポーツの奥深さを知ることとなりました(*_*)
中でもチームが一丸となって取り組んでいたのは年に三回開かれる「筑波8耐」です。
私は春に一度だけ参加させていただく機会がありましたけど、戦略と団結力で入賞できた喜びは他では味わえないものでした!

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サンデーライドで時にNさんは名カメラマンでもありました。
一眼レフカメラを片手に走り回って
メンバーの素敵な写真を沢山撮ってくださいました。
サンデーライド後の「KANARI CAFFÈ」も楽しみの一つでしたが、家に帰ってからのお楽しみがもう一つ!
ライド後にショップのHPにその日の動画や写真がUPされるので
それを見るのも楽しみの一つとなっていました。
私個人としてはここ数年はヒルクライムに特化したトレーニングばかりで
チームメンバーともサンデーライドでも走る機会が減っていたところに、
このコロナ禍となってしまい開催自体が無期限中止になっていました。
そんな時もNさんがズイフトを利用したライドでメンバーを集め LIVE 配信しながらのレースを開催してくれてました。
時にはスポンサーからの賞品まで用意して
バーチャルレースを大いに盛り上げてくださったこともありました。

そして満を持しての彩湖サンデーライド活動再開となり喜んでいた折りでした。
いつもの時間のあの場所に、あの顔、あのジャージがいる事がどれだけ心強かった事か!?

しかし決まった事は仕方ありません。
Nさんが最後に言った言葉がやけに心に残っているのでここで書いておきます!

「はじまり」があれば「おわり」がある。
※当たり前のようですがエモーショナルなお言葉。

お店では癖が強めの副店長で
魔改造大好きメカニックで
自称インチキおじさん(?)YouTuberで
最盛期メンバー 150名以上にもなった「彩湖サンデーライド」を15年もの長きにわたり、
奥様と共に支え続けてくださったNさんへ


「お疲れ様でした。」
自転車の楽しさを広げていただき感謝です!
「ありがとうございました。」
新天地でも奥様と愛犬のケンとララの4人で
楽しくお暮らし下さいませ。

(読んでないと思うけど)

合掌


最後まで読んでいただきありがとうございます。
この日の話はこれで終わりではなくてまだ続きがあります!
近日中に書きますので合わせて読んで頂くと嬉しく思う次第です。

つづく

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