風にまかせて~人と自転車が好きになる風輪日記~

50代の目線でロードバイクのトレーニングを通して緩~く書き込みます。

「雪と梅」【越生】奥武蔵パトロール

 天候不良やら なんやかんやで1月30日の秩父神社以来、実に
4週間ぶりの実走で外を走ってきました!
タイヤをPanaracer RACE C EVO4 26C」に換装してからは初ライドとなるので
その乗り味はどうだったのか?とか
その前に!!
せっかくロング耐性がついて来たばかりなのに、4週間も間が開いて少し不安な胸中で選んだコースは
間違い?正解?

今回はそんな日曜日の出来事についてです。


2/27(日) 晴れ☀

ここ最近の週末にしては
久~しぶりの青空の下
頑張って早起き(と言っても7時半)したのは良かったけど、まだ覚め切らない頭が本日の予想最高気温17℃に適した装備を決めるのに時間を要して(いつも通り)出遅れます。

スタート地点
 8:49 気温6℃
出発です。
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今回一番の目的は換装したタイヤの乗り味を確かめる事です!

で、確かめるためにどこに行こう??となるワケですが・・・
普通に考えると平坦コースのいつもの利根大堰の方が距離的にも鈍った脚試しにも最適なのですが!
どういうわけだか身体が自然に?
(なわけない!)
頭の中で何かを欲するかのように
無謀にもバイクを山の方向へ向けて走り始めました!

先週、雪が降った後にTLに情報が多数上がっていたのが頭から離れず
私の中を流れる道産子の血が「雪」を求めて(子供か!)
 埼玉県奥部にある山岳地帯を繋ぐ縦走路
「奥武蔵GL(グリーンライン)」を選択してしまったようです。

積雪が予想されますがとりあえず
行ける所まで上ってみようと思います。

川島町のローソン戸守店までインナー縛りで一気に来ました。
前半は心拍数を上げるためですが、脂肪燃焼や
山に着くまで無駄に踏まないための抑止力です笑

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一方タイヤについてですが
指定の空気圧7.4barより低い7barで前後揃えましたが、それでも少し硬いというのが第一印象です。

10:30 ローソンにて休憩中
何故だかガーミン先生がこの日の最高気温24℃と表示。(沖縄か!)

山に入れば更に汗をかくのを想像して少し萎えますが、そこはあまり考えずにどこを経由してどこを上るか決めます。(今頃かよ!)

そういえば「梅」って今どうなんだろう?
とふと思い
梅ならば「越生梅林」ということで経由地点が決定。

そこから「奥武蔵GL」に行けるのは
手前から「梅本線」「猿岩線」「笹郷線」の3本です。
前日のTLで地元のマックさんが「梅本線」と「猿岩線」の情報を寄せてくれていて
「梅本線」なら「GL」の近くまで行けそうなので「梅本線」を最有力とします。

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物見山は写真だけ。

鳩山町を抜け越生(おごせ)に入り以前マックさん達と入ったお豆腐屋さんのある信号を渡ると工事で迂回を余儀なくされる事に・・
しかも迂回路は砂利道💦

意に反してタイヤの性能を検証できる絶好の機会がやってきました(^^;)!!

23cのタイヤだった頃だと小石にハンドルを取られてかなり嫌な感じでしたが
今のバイクは前後26cなので砂利道も安定して走れます!
「Race-C」は小石を噛みづらいトレッドパターンになっていて
パンクのリスクも少なく安心!

突然の悪路でもストレス軽減で走ることができました。
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シロクマパンを過ぎた少し先に「梅林遊歩道」の看板を見つけたので自転車で入ってみます。
すると、先客のローディの方がいて撮影に夢中の様子。
私も邪魔しないように距離を保って撮影します。

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人気の少ない細い遊歩道は「越辺川(おっぺがわ)」沿いの静かな梅林です。
まだ蕾が多いけど私はこのくらいが好きかもしれません笑

遊歩道を抜けて一般道に出ると車がたくさん並んでいます!
どうやら「梅祭り」開催中
今年は無料だったようで先ほどの場所と違いコチラは大賑わいの様子です。

迷路のような梅林の道を抜け出し「黒山三滝」方面へ
途中「龍穏寺」入口の看板を右に入り「梅本線」です。

少し上ったところに古いお寺がありそれが
龍穏寺
歴史は古く室町時代からのものらしい?

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綺麗な渓流の横を上って行きます。
空気は冷たくグローブを外したくらいが気持ち良い感じで思ったより汗は出ませんでした。

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マックさん情報では野末張見晴台までは行けるらしいけど
その手前から残雪による凍結路が出現!
自転車から降りて進むとすぐに見晴台が見えました。
凍結路がなくなったところで
いざ自転車に乗ろうとするもクリートが嵌まりません!
雪がクリートに付着して固まってました💦
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無理に乗らずに野末張見晴台まで押し歩き!

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更に奥へ向かおうとしますけど…ムムム

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やはり「GL」までは無理そうです。
よく見ると、雪の重みで折れたのか
かなりの太さの木の枝まで道路上に落ちていて
これ以上はかなり危険と判断。
気温が高いので少し期待してましたが諦めて折り返します。

雪があるにはありましたけど半分は凍結なので
期待した雪景色とは違っていて残念でした。
( やっぱり新雪じゃないと、ね。)

下りでは唯一今日の服装が正しかった事を確認できました。

タイヤの方は
空気を少し抜く予定でしたが忘れて走り出し
やはり空気圧が高いせいかグリップ力が換装前の「S-works Turbo」に少し劣る気がしました!

帰りでは道を間違えていきなり勾配20%の激坂を無駄に上るハメに・・
気にせずそのまま進んだところで来た道に無事戻れました笑笑

山の中にいて気付きませんでしたが
いつの間にか風が強くなっていて
山間から視界が広がるにつれ風の強さが増し
大東坂を下る時には横からの爆風に恐怖を感じるほどに!!
スピードを落としつつゆっくり下ります💦

平地区間になると普通に35km/h
軽く踏むと40km/hを超えてしまい・・
戸守信号TTでは追い風の影響でそれ以上にもなるので
スピードセーブしながら突然の横風に備え慎重に進みます。

なんだかんだ帰りの追い風は嬉しい(^o^)


川島町「表」の交差点にあるローソンで補給。

荒川CRとその工事での迂回路含む帰路のほとんどが追い風という特急に乗り、勢いで橋を一つ乗り越して鹿浜橋まで南下しました笑笑

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途中で、いつも通り過ぎるだけの赤羽近くにある岩淵水門の赤水門を渡ってみました!

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※落雷で壊れた何かの鉄塔かと思ったいたら
アート作品でした

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スタート地点に戻って無事帰宅となりました。

移動距離 141km
獲得標高 1086m
移動時間 5:35分
平均速度 25.3km/h
平均出力 151w
平均心拍 141bpm
TSS 239.2

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※今回の装備
サーマルワンピ、長袖インナー(春秋用)、バフ(首)、サーマルレッグカバー、長指グローブ(春秋用)にウィンブレです。
ヘルメットは今回も「カブトR-1」シールド、カバー付きです。

最後に肝心なタイヤの件で
今回の走りで感じた
「素人インプレ」5段階評価

〈乗り心地〉=3
空気圧は指定の7.4barでは乗り心地としては前に履いてた「S-works Turbo」の方がしなやかな高級感のある乗り味です。
空気圧を低めにしてもやや劣る気がします!
ただ名前が「Race-C」なのでそこまで乗り心地に拘りはないのかと思います。

〈転がり感〉=5
細かい溝がやや抵抗になりそうなイメージを持ちましたけど、
26cで実測217gという軽さのおかげかスタート加速も巡航でもスムース且つ抵抗なく進みました!

〈グリップ感〉=4.5
今回のコースでは下りのコーナーを攻めるような事はできませんでしたけど
ディスクブレーキに負けないグリップで安心の制動力は感じました!
細かい溝は伊達じゃありません。

〈耐パンク〉=5
真ん中のヤスリ目とサイドにある波目の溝が小石の攻撃から守ってくれる!らしい笑
今回は砂利道や、積雪と雪解けによって出てきた角のある石を踏んでいると思われますが傷は見当たりませんでした!
気のせいか「飛び石」もしなかった?

〈コントロール感〉=4
名前についている「C」はコントロールを意味します。
今回の砂利道では抜群の安定感を感じましたし、限界まで攻めるようなことをしなければ普通に曲がって止まります笑

※今回はそこまで確認する状況ではなく
スキル、技術もないので時間をかけて検証しないとはっきりは分かりませんのであしからず。。

〈総評〉4.3(5点満点)
購入時にもともと履いてた同じサイズの
「S-works Turbo」が優秀なのは再確認しました!
しかし価格から考えれば今回の「Race-C」もコスパでは引けをとりません!
パナレーサーは「Race」シリーズにピリオドを打ち、新型タイヤをリリースしたばかりです。
「Race」シリーズでは初代と4代目を使ってみましたがより時代に合わせて進化を続けているのを感じ信頼が増しました。
新しいシリーズにも期待と感心が湧きます!

最後まで読んでいただきありがとうございます。
一回で完結させるには話の要素が多くて時間がかかってしまいました笑
素人の感想ですが今回のタイヤ交換でより安心安全安定したのは間違いありません!

次のライドが待ち遠しいですね。

合掌


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