風にまかせて~人と自分が好きになる自転車日記~

50代の目線でロードバイクのトレーニングを通して緩~く書き込みます。

夏休み🌻輪行【北海道】④網走編

7/23(土) ☔雨

晴れならば昨日とは違う山へ行きたいと一応コースを考えてはいましたが
やはり空は予報通りの雨…
残念ですが
この日も私のバイクは出番なく車で寝かせたまま・・・
今回も自転車の記事はないと思いますのでご容赦ください。

この日の最終目的地は北見市です。
名寄市を南下し「比布」から途中、高速道路の無料区間を使って
北見方面へ向かいます。
エリアは網走支庁で現在はオホーツク地方と呼ばれているようです。

ホテルを出るとすぐ燃料を補給する必要がありましたが、表示価格を見て決めかねていると何軒かGSを通過。
もしかするとそのまま市街地を抜けてしまう恐れがあったので、
次に出てきたGSに入ることを決断。
すると、
2日間の走行距離が777.7Km!

給油後、スタッフの方にフロント周りの虫の死骸を流したいと言うと
セルフにも関わらず親切に洗剤まで用意して手伝ってくださいました!
少し割高な単価(レギュラー 169円/L)でしたけど💦
スタッフの方のおかげで得をした気分で一日が始まります!

予定通り「比布」から高速道路に乗ります。
無料区間終了で降りて大雪山国立公園

ここは北海道上川町というところで
大雪山の北側にあたる場所に有名な景勝地「層雲峡」というのがあります。
大雪山国立公園に位置し、石狩川を挟み約24 kmの断崖絶壁となっており
北海道では人気のドライブルートでもあります。

ところが層雲峡が近くなるにつれ
だんだんと雨が強くなってきました。
とりあえず
層雲峡の駐車場に車をとめて、近くの温泉街に行ってみることに・・。

飲食店が沢山あるようですが
なぜかラーメンを出すお店が数多く並んでいるといった感じです。
先日、旭川でラーメンが食べたかったのに食べ損ねた私でしたが
この日は、例のごとく朝からホテルの朝食バイキングでたらふく食べてきたばかりで
せっかくのチャンスなのに
ラーメンを食べる気が起こらず、結局何もせず次へ移動。

少し行った先でまた別の大きな駐車場を見つけて入ると売店やトイレがあり
更にその奥に
「銀河の滝」「流星の滝」なる見事な2つの滝がありました!

落差120mの銀河の滝

落差 90mの流星の滝

雨で下を流れる石狩川も急流となっており、雨の日ならではのなかなかの迫力です。
ここにくるまでこれらの滝の存在を知らなかったので
見ることができて良かったです。

その後は長いトンネルを抜け石北峠を越えましたが、雨がひどく下り坂では轍(わだち)が川のようになったことで
タイヤが浮くような感覚になり非常に怖い経験をしました💦
兄に借りたこのプリウス
普段はあまり使っていない車らしく実はタイヤはスタッドレスのままでした!
なので、雨が降ったら気を付けるようにと言われていたのですが
まさに、その怖さをここで実感するとは・・

一旦、この日の宿泊地である北見市を通り過ぎ網走を目指します。
雨で景色など楽しめないなら屋内型の観光名所「網走刑務所」が良いと考えました。

かつて私が中学生の頃に一度刑務所の門の外までは行っていて、
その時は中には入らなかったので
この機に行ってみよう!ということになりました。

カーナビに入力して案内してもらうと、
私の記憶とは違う場所に車は向かっているようです・・。
私の知ってる「網走刑務所」は平地にあり水路に囲まれた場所にありましたが
車は小高い丘を上ります!
www.kangoku.jp

「網走監獄博物館」と書かれた門。

なにやら違う施設かと思いながらも中の駐車場に車を乗り入れます。
調べてみると
私が中学生の頃見た次の年に
この場所に移転する工事が始まったようで
元の場所には現役の刑務所があるようです!

更に調べてみると入館料が1500円(公式HPで10%引きクーポン使用)とのことで
昔の記憶からすると少し高い気が…
しかし他に目的が無いこともあり入館してみます。 笑

施設の中は屋内だと思っていたら大間違いで
広い敷地内に野外展示含め各施設が点在するので屋外移動は不可避!
傘は車にたまたま置いてあった小さな折り畳み傘1本しかなく困っていたところ
チケット売り場横で貸し傘が用意されていてとても助かりました。

まずは
昔は刑務所を取り囲んでいた水路を唯一渡る事ができたはずの橋を通り
中学生の頃に記念撮影したはず(※記憶が曖昧)の門をくぐって中へ!

館内の屋外エリアでは植物園?かと思うほどに色とりどりの花々が植えられていて
館内を移動する際の通路でまた別の楽しみがあってとても良いです。


最初に訪れたのは網走監獄の歴史とその存在意義についての説明や展示のある建物です。

こちらは重要文化財になっている建物のひとつ「庁舎」です。
刑務所管理部門の主軸となっていた建物で、
現在は網走刑務所の歴史や囚人、建物の建築・構造についてなど
映像や資料などで学べるようになっていました。

ここで学んだ事を一つ要約してお話しますと
当時の明治政府はロシアからの侵略を強く警戒していて、北海道を守るためには物資の輸送力を高める必要があると考えます。
そこで物資輸送のインフラ整備を急いでいた政府は北海道横断道路を計画。
内地(本州)から罪人を集めて労働力を確保して北海道各地の刑務所へ収監
ノルマを強いて競争させていたようです。

網走刑務所と言えば
殺人など凶悪犯のみが送られる場所かと思っていたのですが、
囚人の中には明治政府に反対する自由民権運動にかかわった者など
現在では罪に問われないような思想犯も多くいたといいます。

網走刑務所の囚人の方たちは明治24年
網走~旭川区間の約半分にあたる約160kmの道を、雪の無い期間のたった8ヶ月ほどで完成させました。
囚人と言う性質上、
不自由を強いられた状態でヒグマが数多く生息する未開の原野や密林を
ほぼ手作業で切り開いていったとのこと。

その過酷さ故に多くの囚人や刑務官もが犠牲になったと説明を聞きました。
決して凶悪犯ばかりではない囚人たちでしたが彼らがどのような思いで
朝から夜遅くまでこのような過酷な作業に従事していたのかと思うと
想像すらできません。

今では中間地点となった北見峠付近に
「鎖塚」という犠牲者を弔う慰霊碑があるそうです。

北海道の開拓史を語る上で、
網走監獄を代表する囚人の方たちの犠牲無くしては語れないことを
私はこの日初めて知りました!

www.city.kitami.lg.jp


網走監獄博物館には他にも重要文化財登録文化財となっている貴重な当時の建物や
囚人の方の生活や、当時の人々の暮らしを再現した小屋
また現在の網走刑務所を再現した建物もあり
とても興味深かったです。


舎房(重要文化財


中央見張り所内部からみた舎房

放射線状に縦長に伸びる5棟の舎房を常に監視できるよう中央に配置された
六角形の見張所(重要文化財

いろいろと北海道の歴史について学びましたが
ここにくるとやはり!
最近はまっていた連載漫画「ゴールデンカムイ」の世界に入り込んだ錯覚になって
ちょっとワクワクしました 笑

もっとじっくりゆっくり見たかったのですが
そろそろ17時の閉館時刻が近くなったので
帰らなくてはなりません。

網走から北見には来た時とは反対側の
網走湖をぐるっと一周するルートで戻ることにします!

北見市」は"焼き肉"の街だと名寄ライドで「Sさん」に教えていただいたので、
ホテルに戻ると早速スマホで周辺の焼肉屋さんを数軒リサーチ。

どのお店も近くなので散歩がてら行ってみよう!ということになり
すぐさま出かけることに・・

一軒目のお店で運よく、個室が空いたばかりだということで
ここに決定!!
焼肉まる笑 4条店

噂通りの美味しいホルモンが味わえて大満足です!
この日の北見は雨のせいか、本当に寒くて
店内にストーブも用意してあるほどでしたが
美味しい肉(ホルモン)とビールで心も体もあたたまり 笑
大満足でホテルに帰りました!

本来ならこの日は網走でホテルを予約したかったのですが
土曜日ということもあり、あいにく予算に合うホテルはどこも満室・・
周辺エリアで探した結果、この「北見」となったワケですが
そのおかげで北見名物の焼肉を食べることができたので
結果オーライ! 笑
ご馳走様でした。

本日の走行距離は326km


ここまで読んでいただきありがとうございます。
翌日は知床を代表する道東の景勝地を巡り釧路へ向かう予定です。
天気が回復してくれる事を切に望みますが
お天道様は微笑んでくれるでしょうか?


合掌
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