〈4/8(土)のお話です〉
土曜日の休日と言えば、ここ最近はチームの山練に率先して参加しています。
グループライドに参加するメリットとして
1、遠く離れた山までトレインで速く楽?に移動できる。(楽ではない事もある)
2、山では仲間と切磋琢磨し限界突破できる。互いをライバルと思って全力を出す!
3、同年代や若者との交流が単純に楽しい。
等々…
一人では得難いものが多々あると思います。
そんな中、一週間ほど前に「○島さんが参加を希望しているので宜しくお願いします。」とグループラインで流れました。
○島さんと言えば、私とほぼ同時期に同じチームに入ったいわば同期生(11年前)でして
年齢は少しかなり違いましたけど、第一回大会のハルヒル以来他のヒルクライム大会やその試走等でもご一緒する機会が増えて、気軽に話せる時期もありました。
しかし当初からヒルクライムが速かった○島さんは某山岳チームに入りヒルクライムレースで表彰台に上がるほど。
自らを山岳大隊長と名乗り本来のストイックさでみるみる成長を続け、富士ヒルではプラチナリング主催者選抜常連で雲の上の存在となっていました。
富士山だけに…ね(-.-)
そんな彼が里帰りして一緒にトレーニング?
一体誰が彼の相手をできるというのか??
そんな憶測をよそに当日を迎えました。
朝から雲が多く薄暗い空模様。
天気予報はコロコロ変わるけど、昼には晴れ間が出て最高気温は20℃というのが最終的予報。
それを信じて半袖短パン…とまではせずインナーをノースリーブにして、他は前回と同じ長袖ジャージと保険にネックカバーで出動!
走りだしは少し寒いけど問題ないレベル。
8:00 am羽根倉橋(西)
いつもより参加少ないんじゃないかと思っていたけど10名ほどが集まりました。
しかし、空の雲行きが怪しいのを理由に早めに戻りたい大隊長のご意向で、目的地は弓立山に決定です。
大隊長は昼には戻ろうと真面目な顔で言いますけど、往復100km+山練を4時間で終わらせるのはかなり難題。てか無理だろー!
話してる時間がもったいないのか「私が牽きます」と言い大隊長先頭で早速スタート!
どうやら写真なんか撮ってる暇は無さそう。
スタートでもたつき最後尾になり、しかも少し離れてしまいました💦
急いで追いかけます!
な~に少し頑張ればすぐに?え〰️と!?
全力で追いかけてるんですけどー??
全然差が縮まりませんぞ〰️汗
追いつかないとヤバいぞ!あの人本気だわ。
そういえば大隊長の口癖は
「ミナゴロシにする気でやります!」でした。
それはレースの時だけにしろ〰️笑笑
(※大隊長は至って真面目で礼儀正しい方です。)
本気で諦めかけたそんな時、先頭3名を除く他大勢の"心がひとつ"になります!
このままでは" コ ロ サ レ ル "
そして集団のペースが落ち無事合流する事ができました〰️汗。
しかし大隊長とついて行った二人がペースを落とすことはなく、土手上の直線で視界から姿を消すまで時間そうかかりませんでした。
次に三人の姿を見たのはスタート地点から40kmほど先の休憩地点物見山です。
大隊長について行けたのは大磯クリテリウムでエキスパート5位のヒゲさんと、ヒルクライム年代別女子で敵なしアゲミさん。以前も本ブログでご紹介していますけど最強のご夫婦です。
※お名前は仮名ですけど…
この日初めて撮影できた。笑
大東坂は頑張らないで上って物見山での補給と回復に努めました。
山練コースを弓立山周回を梨花CC反復に変更と知らされ再スタート!
今度は先頭に絡んでなんとか堪えますけど、越生の手前で一回千切れました。私レベルでは平地で安楽○です。泣
そしてその流れのまま「山練」開始!
既に集団後方からのスタートです。
11時に「そば道場」集合とだけ耳にします。
約1時間半で何往復するのかは自分で決められますが、上る前からお腹いっぱいです。
それでも1、2、3往復と耐え続けて、番手はあまり変わらず、それぞれの差も大隊長以外ほとんど変化無い状況。
条件は同じ、皆苦しんでいました
最終的に私が3往復終わった下りで大隊長にラップ(周回遅れ)されその後全員ラップした大隊長が5往復、私含む全員が4往復して終え集団場所に集まります。
※上り折り返し地点の「梨花CC」
※「そば道場」と遠くに、さいたま新都心。
※表情に意図はありません。笑
当たり前の事ですけど、来たからには戻らないといけないのが自転車の常です。
いつもなら、復路はコンビニ休憩をして十分な補給ができます。しかし今回は大隊長の都合天候悪化を考慮してノンストップで帰るとの事なので手持ちの補給食は全て胃に投下し復路へ備えていざ出発。
復路でも千切れるか千切れないかギリギリで粘りましたけど、朝とは逆から物見山を上り終えてみると、前は見えず後ろは点々バラバラになっていて安否確認できず。
いつしか4人体制ができて回して移動しますけど、川島町の圏央道をくぐる辺りまで来てあと一踏みが…という感じで力尽きてしまいました。
するとアゲミさんと○安さんの二人がペースを落として私を拾ってくれ、なんとかツキイチで走行。気を使っていただいて荒川を渡り、来た道とは違う川の反対側をゆっくり走ってくれました。がそれでもキツくなりはじめたと思ったら、体温を維持するエネルギーも無いのか寒気がしてまさしくハンガーノック状態です!
羽根倉橋(東)に疲労困憊で到着しアゲミさんとはお別れの挨拶もそこそこ、○安さんと二人で近くのコンビニへ駆け込みました。
おにぎりとあんパンに抹茶ラテ(冷し)という選択はそこのアプリでクーポンを使ったからで、本当は熱々な肉まんとかにするべきだったと後悔、全く体が温まりませんでした。笑笑
ネックカバーして再スタートしてもしばらく寒くて回復しませんでしたけど、○安さんと戸田で別れた頃にやっと人心地に戻って、家に着く頃には何事もなかった様子で帰宅となりました。
ただ脚が痛くなるほどの疲労感が今日の記憶を締めくくりました。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
私は大隊長と同時期に同じチームで自転車を始めましたけど…彼の熟練した走り、そこに取り組む姿勢は全く別次元だったと思い知りました。
それは年齢に関係なく、どれだけ生活を自転車に捧げたのかの一言なんじゃないかと思うに至りました。
今もなお一緒にトレーニングできる機会があることを嬉しく思います。
練習であっても一切妥協せず人にも媚びず、言葉は少しキツイところもありますが、そんな彼の並々ならぬ努力に良い刺激をもらえているのでとても感謝しています。
合掌