風にまかせて~人と自転車が好きになる風輪日記~

50代の目線でロードバイクのトレーニングを通して緩~く書き込みます。

第11回榛名山ヒルクライムin高崎【レース】後編

5/14(日)の続きです。

会場へ向かうシャトルバスに揺られながら、少しでも眠気を取ろうと目を瞑るものの、着いてからスタートまでの行動をどうするかで頭を巡らせてしまいます。
今年のバスが県道を通ってくれていつもより早く会場入りできて、時間に余裕ができるかと喜んでいました。ところが
自転車を積んだトラックは国道を経由していて、しかも事故渋滞に巻き込まれたとアナウンスされました!(ニュースになる程の事故)
これで時間の余裕など無くなるかと心配しましたが、大した遅れはなくトラックが到着。
地元の理を活かして抜け道を来たんでしょうか?勝手に想像してしまいましたけど…

自転車は組んだ状態で載せる事ができたためすぐに会場に移動、レース中に必要なものだけ持ってリュックは体育館という名の超大型クロークに預けます。ここでスマホを誤って?リュックに入れて預けてしまいました!?なのでこれ以降の写真がありません。
※基本的に大会側では貴重品は預かりません。
なので自己責任です😅
盗まれないことを祈りながらウォーミングアップに向かいます。(一応鍵付き)

過去に何度かウォーミングアップで使っていた坂が近くにあるので、短い距離で三往復してアップ完了・・とここでいつの間にか参加選手の集合時間を過ぎてしまっているのに気づきます!
仕方なく会場に戻ることを諦めて先にスタートゲート近くへ移動、ガラガラの仮設トイレで用を済ませました。

ほどなくエキスパートクラスに続いて参加予定の第二グループが通り過ぎました。間隔が空いたタイミングで後ろから合流できて一安心。
まるで計画的に思われるかもですけど、やむを得ずこうなってしまったわけですので(もちろん初犯です)どうぞお許し下さい。

スタートゲートの手前でしばらく待たされていると近くの仮設トイレは長蛇の列。
空の色がどんどん暗くなり時折ポツポツと冷たい水滴を感じました。
「ここまで降らなかっただけで感謝」
雨対策は万全とはいかないけどそれなりにしているし、念のためレース中は体温を維持できるようにジレは着たままにします。

「ドン」と鳴ったか忘れましたけど、自転車コーディネーターの絹代さんの「行ってらっしゃ~い」の号令でエキスパートクラスのスタートです。
5分後、私のいる第二グループもスタート!
集団後方にいたため前方の大きな集団とは少しずつ離れて行くのが分かりました。
以前なら脚を使って追いかけ、体力をかなり削られた事でしょう。
しかし今回の自分は違います!近くで同じペースの方を探してミニ集団の中、ペースを刻みつつ風の抵抗を避けました。

〈初心者ゴール〉通過タイム(ストラバ)

16:28/245w(昨年比▲31秒)

序盤で無理をしなかった分巻き返しができると思って中盤に突入。

〈神社ゴール〉通過タイム(ストラバ)

33:42/242w(昨年比▲50秒)

中盤にある平坦部分では少し遅いかなとは思ったけど他に風避けにする集団もなく、坂で頑張る昔のスタイルに戻ってました。大鳥居付近にいつもあった大型デジタル時計(大会用)が今年は無くて時間を確認できず焦ります。サイコンで確認しようとしても激坂に突入してそんな余裕が無くなりました。
(私のガーミンは古いので反応悪い)

〈榛名湖コース〉ゴールタイム(ストラバ)

48:31/241w(昨年比▲49秒)

ここまで雨も降らず、脚も温存できたはず。
せめて最後は踏めるだけ踏んでいくつもり。
最初の激坂で脚に余力があるのを感じたので、タイムを巻き返せると確信しました。
激坂を過ぎた辺りから結構な雨!覚悟はしていたし身体は温まっているので気にならない。
しかし徐々に疲れを感じ始め、気づくとパワーが落ちていて踏み直すを繰り返して区間的には昨年とほぼ同じタイムでゴールしました。

大会公式タイム 48分36秒(昨年比▲48秒)

計測終了地点通過後、降りしきる雨の中で榛名湖のゴールゲートをくぐります。
下山荷物を受け取り近くの公衆トイレで雨具や防寒着に着替えてから下山待機場所まで移動します。
毎年ここで2時間近く足止めされるのでどなたか知り合いの方がいないか探しますが、年々リアルな知り合いの方が減っている一方で、SNSでの知人は増えていて何人か見かけましたけど話しかけるには至りません。

身体が冷えて寒くなったのでゼッケンに付いてた金券で温かいうどんを食べる事にしました。
沢山お店があって、うどんだけでも三軒。
中でも食べたかった「豚汁うどん」は長蛇の列で迷っていたら、一番奥に榛名湖の旅館「ゆうすげ」の看板と「肉うどん」の文字を発見!
混雑無しでしかも500円とお得感もあり即決。
何だったか忘れてしまいましたけどトッピング2つ無料で入れてもらえて嬉しい!笑笑
ハルヒルでは各飲食ブースで「ご褒美めし」メニューが用意されていると聞いたので
ご褒美だったのかな??
今度は実店舗の旅館で食べたいと思いました。

結局知り合いには出会えず、身近にいた方と少し会話しながら過ごしていると近くに有名人が来ました!人気番組「チャリダー」に出演中の戸丸くんです!
何故か普通のTシャツに短パン姿で登場した彼。
知り合いの方なのか年配の方からポンチョをもらって喜んでいましたけど、
もしかして下山荷物が前日預けになって預けられなかった?とかなのでしょうか?
私も他の方に混ざって一緒に話させていただいたのですが
私も参加した第一回大会に彼が出たのは中学生の時だったらしく、「その時も気温が低い曇りの日だったよね」とか共有の思い出話ができて楽しかったです。

9:30am下山開始

といっても少し移動するだけで更に30分余り待ってからの下山。
今年は雨のおかげで下りレーサーがいなかったので安心安全で、下るに連れて雨が止んで気温も上がり、麓の会場まで無事下山できました。
沿道の声援がコロナ前に戻っていたのが印象的でハルヒルに帰った気分です。

所定の場所に自転車を置いて向かうのは体育館クローク。とその前に入口で無料のキノコ汁を頂きます!
それから完走証と朝預けた荷物を受け取り体育館を出ると、地元ケーブルTVの方がいて何やらインタビューする人を物色している模様。ですが私には寄って来ませんね😅

気にせずすぐ近く(定位置)で帰りの身支度をしていると、よくトレーニングでご一緒するG野(ひげ)さんを発見!軽くご挨拶してタイムを聞けば45分台と好成績です。
それでも40歳クラスは激戦区なので入賞とはならないようで年々皆のレベルが上がっているのを痛感。
また元の位置に戻って着替えているとすぐ隣に荷物を置く方がいます。完走証がもろ見えて名前が ○島○○? あれ??大隊長じゃあ~りませんか!!(チャーリー浜ふうで…)
声をかけると○島さんも少し驚いて、少しの時間だけ昔のように楽しく話ができました。
彼は、良い意味で基本的に何も変わってなくて何だか嬉しい。
今回も私より10分以上早いタイム、しかもエキスパートクラスで見事入賞されたそうです。
たまにはフルーツ(副賞)のお裾分け下さい!(小声)

最後に残りの金券を使いきるためブースを物色。チェーンルブを探してましたけどお目当てのものが無くて、たまたま見つけたお気に入りブランド「Ergo Grip」の指切りグローブが半額以下¥4600(税抜き)➡¥2000(税込み)だったので最後のMサイズをゲット!
金券500円使って¥1500でお買い上げです。
買い物上手は奥ちゃん仕込みでしょ?


このブランドは3双目ですがどれも作りが良く、日本が世界に誇るグローブテクノロジーとかで国際特許の独自縫製技術で作られているらしく着け心地も抜群で毎回買って良かったと思う商品です。

金券も無事使い切り、後は無駄遣いしてしまう前に帰るだけです。
帰りもシャトルバスを使って高崎駅まで
待ち時間があったので輪行袋に自転車を収納してからトラックへ預け、駅に着いたらすぐに移動できるようにしました。
高崎線は勿論高崎駅が始発なので座る場所はありますけど、自転車はなかなか場所取りが難しいので早く行くべきですね。
私もかろうじて自転車と座る場所を確保できましたが、他の乗客に蹴飛ばされないか邪魔にならないか気を使いました。

Twitterであれこれしているうちに混雑もなく浦和駅に到着。ちなみに高崎線は特別快速で次の停車駅は赤羽駅なので自宅はそちらの方が実は近いんですけど節約して走り慣れた道を選び無事帰宅しました。
※乗り換えればもっと近い駅はあります。
幸運な事に帰りも駅から自宅まで雨に降られることなく無事帰宅できました。

前後編にわたり最後まで読ん頂きありがとうございます。
最後に言い訳反省点を確認して終わりにします。

ストラバでレースを振り返ります。

区間別でのパワーです。
初心者区間 6.17km 4.8%(上昇率)
245w(昨年比▲5w)
初心者~神社区間 5.12km 5.8%(上昇率)
237w(昨年比+8w)
神社~榛名湖区間 3.41km 8.9%(上昇率)
238w(昨年比+12w)
どの区間FTPを下回っているのが一番悪いんですけど、リアルタイムのパワーばかり気にして平均値を全く見てませんでした。
パワーは抑えた前半だけが前年を下回り、以降は10w前後上回ってました。
パワーが上がったけどスピードが遅かった!
要するに体重の問題ですけど?平坦部分の風避けも絡めて遅かったので作戦ミスです。
下山や待機が心配になり、そもそも寝不足が思考力に影響したのかも?
等々と細かい事を言い出したらきりがありません。多少のミスなど気にならない圧倒的な自信が欲しいものです。笑笑
「56歳の春」言っといて虚しくなるわ。

合掌
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昨年のブログ記事はこちら↓↓↓
ハルヒル【レース】2022 - 風にまかせて~人と自転車が好きになる風輪日記~