風にまかせて~人と自転車が好きになる風輪日記~

50代の目線でロードバイクのトレーニングを通して緩~く書き込みます。

STIレバーから油が!?【アルテグラ】原因と対策

ブレーキレバーが壊れました‼️

先に結果を言うと交換するしか手がありません。

最初はすぐに直ると思って記事でも触れていませんでした

最初に兆候があったのは6/22のグループライドでのこと

その日最後の長い坂道を下り終えて越生町の「梅の里」での休憩後でした。
サイクルラックから自転車を持ち上げて外したあと、ハンドルの左のブラケット部分に手を添えた時です。
指先がヌルっとして、さすがに少し焦りました。
それは透明な(実際は薄いピンク色)液体で無臭のものでブラケット付近となれば、正体はブレーキオイルが濃厚です。
ハンドルバーを交換した時のジョイントが緩んだのかも?と、その時は考えてフロントのブレーキローターにオイルが付着しないように拭き取りリアブレーキ(左ればー)の使用を控えめにして帰宅したのでした。

後日のメンテナンスではブラケット部分のジョイントを増し締めして、指定のオイルを継ぎ足しエア抜きをして次のライドに備えました。

7/20はS塾の山練の日でした。

前回からだいぶ間が空いていたのに、メンテナンス後の試走もしていなかった事をすぐに後悔。
家を出て間もなく、フロントブレーキから甲高い音が早朝の住宅街に響き渡りました。
ブレーキローターも脱脂したんですけど、どうしたことだか?
仕方無くリアブレーキを多用せざるを得ない事になりました。(住宅地限定です)
その後それが原因なのか?ライド中盤に早くも左手の指先にヌルっとした感覚があり、まだ油漏れが直ってなかった事で酷く落胆 orz
たまたまこの日は他のメンバーにもトラブルが多発していたこともあり何とか気を紛らわせつつ過ごしました。
とはいえ、ことは深刻さを増しているのは事実で
自宅近くに戻る頃には、リアブレーキはスカスカになっていて悪化しているようでした!

この辺りから5/24の落車が原因では?

と考え始めました。
poppo-hato.hateblo.jp

しかし落車後、2回のライド↓↓
poppo-hato.hateblo.jp
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6月9日 ときがわ町 (142km)
6月14日 奥武蔵GL (170km)では 全く異常は感じられず…

落車から約1か月経って突然の不具合発覚?!

しかしどこから漏れているのかが不明で、バーテープを剥がして各部を再確認するも場所を特定するには至りません。
Webで似た症状を検索し、沢山の情報から次の結果にたどり着きました。

STIレバーを交換するしかない!

という、一番恐れていた結果です。
何でって!?Di2+油圧のST-R8070は修理ができないようで
新しく買い替えるしか手立てがありません。

サイトで調べると、ST-R8070(左)の価格は3栄一くらい?
‥のまえにST-R8070は既に生産終了となっているので在庫があるところは
ほぼ皆無!

中古やオークションで探してみたものの
外見だけで不具合がないか判断することがいかに困難であるか分かった今となってはなかなか手が出せません。
互換性があるST-9170やGRXだと左右購入する必要性があり価格面も考慮するとすぐには決められず時間だけが過ぎていきました。

それでも今はまだオイルがじんわり漏れている程度なので、「だましだましで乗れないこともない」とも思ったのですが…
家の奥ちゃんが「そのうち爆発するかも!!」だの「そんな危ない状態で走ったら周りの人も巻き込んで大変なことになる!!」とか大袈裟な事を言ってSTIレバーの問題が解決するまでSCOTT走行禁止令が出されてしまいました。


そんなある日、幸運なことに新品未使用という物件を見つける事ができました!
ただ、やはり本来とは違うGRXのコンポーネントから互換性のあるST-RX815です。
左右セット購入は不可避でしたが、最安で購入できました。


届いてすぐに検品作業をしたところ、右レバーは文句なしの未使用。
しかし左レバーに関しては一見したところ新品のようですがカバーを外してみると残念ながら使用したような形跡と付属品に不足がありました。
付属部品とはDi2のダミープラグと油圧ケーブルのジョイント部分に嵌めておくネジ状の蓋で、その中には明らかにオイルが入っていたような形跡が…

すぐに売主の方に連絡したところ、何やらその方も元々の持ち主ではなく把握していなかったとのことで謝罪と返金対応を申し出てくれました。
相手様の事情を聞く限り悪意は無さそうでしたし私としても早くSTIレバー問題を解決したかったので、「このまま使用させていただきます」と返事したところ
「取り付け後でも何か問題がありましたらご連絡ください」と言っていただき対応は良かったのでとりあえず一安心。
結果的に左レバーに関しては新品未使用ではなかったため不安はありましたが他に問題ないことを祈りつつ取り付け作業開始!


装着前の儀式は計量です。
外したST-R8070は、185g


これから装着するST-RX815は191g(+6g)
左右で12g増量でした〜笑笑

数日後

やっとこさ装着できたので山へ行こうと向かう途中でDi2がバッテリー切れちゃいました。。。
ギアがF50‐R23の固定のままですが、気を取り直して荒サイへ
電気系統の動作確認はできていたので、ブレーキ系統が問題なく作動してくれるかを確認したいところでした。
しかしながらギアが軽い軽い!
30km/hだすと、ケイデンス105〜110rpm💦
平地ばかりだしブレーキのテストには不十分でしたが、特に問題点もなかったので帰ってから相手様に報告して取引を終えました!
これでやっとブレーキ問題から解放された〜

ところでGRXシリーズは、グラベルロード向けのコンポーネントということで軽量化にはなりませんでしたが、油圧ディスクブレーキに特化したデザインと剛性感に加え、ブラケット先端部分のスイッチが内側にあることで操作性も良く、より自然な感じになったので満足度が高いです。

これからまだ残りの夏を、遠慮なく楽しみたいですね。笑笑


風にまかせて

合掌
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