風にまかせて~人と自転車が好きになる風輪日記~

50代の目線でロードバイクのトレーニングを通して緩~く書き込みます。

《続》はじめての…【スコット】内装一体型ハンドルバーの交換

前回の続きです。

因みに上側が今まで使用していたハンドル、下が今回交換するステム一体ハンドル。
新たに交換するハンドルは横幅420mmなので、今までと比べると20mm広くなりますが並べてみてもあまりわかりませんでした💦
違いのわからない男…
ステムサイズは110mmで今までと同じです!

これまでのお話は前回の記事にて⇩
poppo-hato.hateblo.jp
ハンドルバーを外すのは比較的簡単でしたが、足りない部品が色々見えてきた時点で予想以上の面倒くささに一時途方にくれてしまいました!
とはいえ、やめるという選択肢は当然なくて作業の順番や足りない部品等…
一つ一つ整理していきます。

足りない部品は可能な限り安く、最低限の品数に吟味して発注。
届くまでにできる事をしておこうと思いまして、ヘッド周り(ハンドル付近)のメンテナンスをしました。
油圧ケーブルが通った状態なので、ベアリングのお掃除と防水用にグリスアップなど…
昔半額で買っていた「マックオフ」のバイオグリスが、久しぶりに役に立ちましたよ~笑笑(劣化してたりして⁉️)

※以前メンテの時に撮った写真

取り寄せた最後の部品が、次の休日の午後3時に届いたので作業再開。

部品①〔Di2〕エレクトリックケーブル

元のハンドルバーの下ハン部分に開いていた穴がなかったため延長する事になり購入。
画像左:シマノ EW-SD50 350mm

部品②〔Di2〕2ボートジャンクション

元はステム内に格納されていたワイヤレスユニットが、一体型ハンドルバーのステム部分の穴が小さくてワイヤレスユニットが入れられず…。
ワイヤレスユニット挿入場所変更のため、ケーブル同士をつなぐアダプター購入。
画像右:シマノ Di2 EW-JC200

部品③油圧ケーブル用小物(インサート、オリーブ)

手持ちのMTB用のが使えると考えていましたけれど、シマノの油圧ディスクブレーキはエントリーモデルと上位モデルでケーブル内径が異なるため使えず新たに購入。


追加購入したのは以上の3点です。
当初に懸念していた油圧ケーブル自体の長さは足りると判断しました。

続きの作業手順ですが
ブレーキケーブルを先に通した場合、ハンドルバー内部が狭くなって柔らかいDi2エレクトリックケーブルを通すのが困難になります。(油圧ケーブルは太い)
既存の油圧ケーブルも切られた状態という事も作業効率を悪くしてます。
したがってDi2エレクトリックケーブルの方が先という事になります。


※油圧ケーブルが昆虫の触覚みたい?!
実は前回、元々着いていた分のエレクトリックケーブルを通してありました~笑

やり方ですが、購入時から既に入っていたダミーのケーブル4本ありましたので、そのうちの右1本を抜いてたまたまあった古いシフターケーブルを使ってステム側からバーエンドまで通しておきます。
エレクトリックケーブルをシフターケーブルに巻きつけ養生テープで固定。
外れないように慎重に両手で押しと引きを同時にしながらバーエンドまで誘導して出します。

左側は………???
思い出しながら書いてたら自分でも順番があやふやになってしまったので以下省略。
総括すると。ダミーケーブルとシフターケーブルを使ってやれば思ったほど難しくありませんでした。
たまたま使わなくなったシフターケーブルをすぐ捨てなかったのが良かった!

上記の内容を踏まえまして今回やる作業です。
届いたエレクトリックケーブルをSTI側の穴から右側エンドに通しておきます。
そこへワイヤレスユニットを中継してジャンクションAを繋ぎます。
エレクトリックケーブルが余分に長いのと、ワイヤレスユニットに緩衝材を巻いたりしたのでハンドルの中がパンパンでしたが、バーエンドからジャンクションAを押し込んで問題が一つクリア!

次はステム側、新たに購入した2ボートジャンクションをワイヤレスユニットの代わりにしてフレーム側とステム側のエレクトリックケーブルを繋ぎます。
問題はステム側の穴から内部にジャンクションへ格納できるのかという事です?!
(フレーム側はコラム内部に余裕がありませんので…)
しかしアプローチから角度を最大にして入れても最後の1mmが穴からはみ出してしまい入りません💦
ここで諦めたら場合、フレームの中から配線のやり直しという事態を想像。
一か八か力技でねじ込んでみると「スルッと」入りました~笑笑

ここでSTIレバーを仮に接続して動作確認…
すると思わず
「おー!」と声が出て一安心。(成功)
安く買ったので不良品だったらどうしようかと…

次がいよいよラスボス級の油圧ケーブルです。

ここまででかなり記事が長くなっていますけど、この内容で3部編成はあり得ないので続けます。笑

ブレーキケーブルは、右から始めます。
特に右レバー側の前ブレーキが短いかと思いキャリパー側を外して少し自由にしておきました。
ハンドルのダミーケーブルにシフターケーブルを通してからダミーだけを抜きます。
ステム側の穴から出ているシフターケーブルに硬く曲がってしまった油圧ケーブルを差し込みながら押して行くと
これまた意外とすぐにSTI側の出口から出て来ました‼️
左側も同じく…

余分に出ているエレクトリックケーブルをハンドル内に押し込んで、ハンドルバーをフレームに仮組みします。
STIレバーを装着して油圧ケーブルを接続しようとすると…
接続部品がなかなか真っ直ぐにならなくてジョイントのネジが入りません💦
辛抱強く正確に差し込まなくては油漏れの原因になり、命取りです!

しかし意外なところで手間取るものです笑

とりあえず大きな山場を乗り越えました。
次はブレーキフルードを補充してエア抜きです。
工具はもともとあったテクトロと、ロード用に追加したシマノのじょうご(漏斗)とシリンジのセットです。
他の方のブログや動画を参考にさせていただいたので、この解説は省略します。笑

ディスクロードは初めてでして、感想はMTBより繊細な作業だった気がしましたが基本的に同じなので、なんとか上手くいったようです。

仕上げ
ハンドルのセッティングを元に近い位置に決めて本締めして、STIレバーを内側に寄せて高めに固定。
バーテープは前回のがまだ新しかったので再利用でショルダーまで巻きます。
(CICLOVATIONのバーテープは粘着剤要らずなので外しても糊残りなし。巻き直しや再利用が容易なのはとても便利!)

最後に付属してもらったサイコンアダプターを装着したら
完成しました‼️
少しだけ「PRO」仕様に近付きましたよ~笑笑

※後日外で撮影

早速走りたいところですが
時刻は23:00を過ぎてしまいましたので、本日はここまで👏

風にまかせて

合掌
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