風にまかせて~人と自転車が好きになる風輪日記~

50代の目線でロードバイクのトレーニングを通して緩~く書き込みます。

夏休み🌻輪行【北海道】②上川編

7/21(木)晴れ

5:30am起床

北海道の夏の朝は本当に気持ちが良い!
エアコン無しでぐっすり眠れました。
(朝は少し肌寒いくらい・・)

ゆっくりしたいところですが
この日も朝から忙しく
昨日の雨で濡れて乾かしておいたシューズや衣類をまとめ、
車にリュックと自転車を積み込みます。

今回お借りした車は次兄のプリウス
レガシィの時と同じく、後部座席の半分を倒すと後輪は外さない状態で積めました!
(これは嬉しい)

意外と荷台はまだ余裕があります。

6:30am

4泊5日のドライブ旅行へ出発!

北海道周遊の旅ではピンポイントでどこに行きたいか考えた結果、
まずは
日本最北端の町 稚内!(わっかない) 
次が 網走、知床、釧路‥‥の順だったので
車での一日の移動距離を考慮してそれぞれ適当なところでホテルを予約。

最初は車中泊にして寝袋を持って行こうか?
なんて話していましたが
お風呂とか食事とかで結局手間もお金もかかりそうなので
朝食付きで予算一人5千円以下のホテルを探しておきました。

(ちなみに沖縄では食事なしだったけど
一人一泊2500円程でした)

まずは最初の宿泊地
名寄市に向かい北上します。

私がいた日高地方の北側にあり北海道のほぼ中央にあるエリアを上川地方と呼びます。

何を隠そう私自身、北海道を4泊する旅行は初めてで
これから行く旅先も初めて行く場所ばかり
期待と不安が入り混じります。

前日に兄からも色々アドバイスを受け、
予約したホテルの日程ではかなり厳しいスケジュールだと認識しました。

途中の日高本町にいる従兄弟にお土産を渡すため立ち寄りご挨拶。
ちなみにお土産は
ALL沖縄のものです 笑

日高峠を越えて富良野に行く予定でしたけど
昔スキーで行ったトマム星野リゾートとして生まれ変わった姿を見たくて寄り道。

たぶんこの先もこんな感じで寄り道して
予定通りにはいかないのは確実です!笑笑

トマム

ロープウェイが動いていたのが見えて近くに行くとバスが何台も出入りしています…
まだ朝8時を少し過ぎた頃だというのに
駐車場には他府県ナンバーもしくは「わ」「れ」といったレンタカーが多数。

なんだろうね?
と、トイレを借りるつもりで建物に向かうとその理由がすぐに分かりました。
テレビCMで観たことがある
「雲海テラス」行きの
雲海ゴンドラのりばです。

しかし私が到着したのが8時をちょっと過ぎた頃で
丁度営業終了した直後  笑
営業時間は5:00~8:00(8月)で
料金はゴンドラ代1900円(往復)です。

せっかくなのでここで景色を眺めながら義姉が持たせてくれたお弁当を食べます!
ピクニック気分でとても美味しくいただきました。

ここから少し移動すると

タワーが二棟も増えて四棟もありました!

その後
少し遠回りした形で富良野に向かう途中
道の駅 南ふらの でモンベル発見!!

モンベルには寄りませんでしたが
道の駅を覗いてみると近くで捕獲された熊の剥製が!
これで400kgの個体です 

こちらではヒグマTシャツが半額セールになっていたので
奥ちゃんと色違いで2枚購入。

これを着て気分を盛り上げます  笑笑

次に立ち寄ったのはすぐ近くにあった
「かなやま湖」のラベンダー畑。

なかなか先に進みませんけど
これはこれで良いのです!

やっと通常ルートに戻ると十勝岳が見えてきました。

次の目的地は富良野を通過した先にある
美瑛の「青い池」です。
12時ちょっと前に到着


↑ 天気が良かったこともあり
聞きしに勝る美しさ でした。

美瑛駅から真っ直ぐ「青い池」に続くサイクリングロードがあるようなので
駅でレンタサイクル借りて来るのも良さそうですね。
※距離約21Kmで400mほど上昇(平均2%)

サイクルラックも完備されていました。

この辺りからです
直線地獄が始まりました!

国道はじめ脇道、農道、視界に入る道のほとんどが彼方まで続くような気がします。
これから行く先々がこんな直線だらけになると
運転がラク!を通り越して
うんざりするほどでした。

セブンスターの木やマイルドセブンの丘、ケンとメリーの木、パッチワークの丘などなど
有名な場所ばかりある美瑛に来ていながら、
それらはスルーして私たちは国道沿いに偶然見つけた「ぜるぶの丘」に寄ります。笑
(単に道を間違えただけ)

〈ぜるぶの丘〉
遠くの方には十勝岳や旭岳が・・・
この日はあいにく雲で隠れて見えません💦

次は私個人の希望で大雪山の旭岳ロープウェイ駅まで行きました。

スノーボードに夢中だった頃ですが
ロープウェイ頂上駅から雪上車に乗って山頂から滑るツアーに憧れていたのが今回来た理由です。

しかし旭岳はすっぽり雲の中ということで
ビジターセンターで大雪山のお勉強。
帰りの車内でバックミラーに写った旭岳が見えたのですぐに駐車帯に車を停めて
「パシャ」
またすぐに雲に隠れてしまいました。


大雪山旭岳〉

その後は車を順調に進ませて
北海道第二の都市「旭川」ではラーメン食べたかったんですけど、通った道沿いに良さそうな店を見つけられずに通過!笑笑

結局
適当な物で空腹をごまかしながら名寄市に到着。
時刻は夕方6時過ぎましたのでもう食事より私の身体はビールを求めています。笑

ホテル近くのスーパーで食料とビールを買ってチェックイン!
風呂入ってビール飲んで
この日のディナーはスーパーの弁当(しかも値引き品) 笑笑
節約も大事!

翌日の予定を確認して忙しく就寝しました。
この日の車での移動距離
約359km

7/22(金)晴れ

4:30 am 起床

この日、名寄市の朝の気温16℃
同じ北海道内とは言え気温差には驚かされます。

こんなに早起きして私一人でする事と言えば‥
そう!
自転車しかありません 笑笑

事前に埼玉の自宅PCでホテル周辺の地形をチェックしてコースを決めていました。
やはりトレーニングに山は必要!


5:00 am スタート

名寄市中心部から国道を少し北上して左折すると
少しばかり遠くに山が見えてきました。
すると天塩川に架かる橋の手前で
左からこちらに来る一台のロードバイクが目に入ります。

普段と変わらず会釈で挨拶。
同じく会釈が返ってきました。

その方がどっちに行くのか気になっていると
橋を渡り終えたくらいで後ろから追い付いて横並びになったところで話かけられました。

この辺でよくトレーニングをしているらしいのですが
自分以外のロードバイクを見るのは初めてとのこと。

どこへ行くのか聞かれたので
とりあえず山に向かうつもりだと伝えると
その方は
「どうするか迷っていたけど
今日は雲海が見れそうだから一緒に行きましょう」という事で
道案内していただけることに‥

早朝は熊に出会う確率が高い時間帯なので
一緒に走れるのはとても心強い!

ホテルから20kmほど走ると、だんだん山らしい道になってきました。

その間ずっと並走して話が続いていて
私が車が来ないか心配する素振りをすると
「車はめったに来ません!」と一言。 笑

いつもここからトンネルまでが頑張る区間だというので先を促すと
がっちりした身体を力強いペダリングでグイグイ上って行きました。

私も維持できる最大出力で上っていましたけどどんどん離れて行きました💦
トライアスロンの大会に出るためにトレーニングされているらしく
乗っていたバイクが「YONEX」だった事を考えると
どうりで上りが強いわけだ!?

途中左に雲海が見えていましたけど止まらずに追いかけていると
上から折り返して来て雲海の写真を撮ると言って
そのまま下りて行きました。
⦅ひょっとしてさっきの場所が雲海ポイントだったのか?⦆ 
止まれば良かった!
しかし動画は撮れているはずなので映っている事を願ってトンネルまで頑張って上り
そのままトンネルを抜けて彼を待ちます。


トンネルを出ると緩い下り坂

ここでお名前が「Sさん」と知りました。
Sさんが見せたい「映えスポット」があると言うのでコースから外れ案内していただきます。
ついていくと北大の研究所が‥
さらにその先に‥‥

日本の観測史上最低気温を記録した場所としてのモニュメントがありました。
その気温はなんと「-41.2 ℃ 」だったとか!?

北海道育ちの私でも想像すらできません。笑
ちなみにこの日はこの時点で13.1℃と表示されていました! 笑笑
(真夏なのに)

この近くには朱鞠内(しゅまりない)湖があるそうですが
湖面が見える場所が少ないようで
見える場所までコースを外れてさらに走ります。


朱鞠内湖


写真を撮ってすぐに戻ります。
Sさんはこの後仕事があるそうで、私と行動を共にしたことで予定時間に遅れないかと心配でしたが
少しも急ぐ気配もなく
寧ろ、他にもいろいろと話続けてくれて
天塩川まで戻ったところでお別れしました。

その後もSNSで旅先の名所など沢山の情報をいただき、初めて訪れた名寄でしたが
Sさんのおかげで短時間の早朝ライドがとても充実したものとなりました!!
彼との出会いもまた名寄での良い思い出です。
楽しい時間をありがとうございました。

十分満足した私はホテルに戻りシャワーを浴びてホテルのバイキングで朝食をたらふく食べました。 笑笑

この日は日本の最北端を目指して更に北上する予定です!


ここまで読んでいただきありがとうございます。
まだまだ旅の話しは続きますが仕事も忙しくなりなかなか記事が進みませんけど
この先もよろしくお願いいたします。

合掌
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