風にまかせて~人と自転車が好きになる風輪日記~

50代の目線でロードバイクのトレーニングを通して緩~く書き込みます。

決戦用バイク【タイヤ編】準備

3/5(日)曇り 休日

筋トレ、チーム山練と連日で身体を酷使していたのでこの日は休養日。

代わりにと言っては変ですが、今年のヒルクライムレースに向けて決戦バイクのメンテナンス問題に取りかかりました。

決戦バイクと言っても既に10年ものなので、あちこちやらなければと前々から考えてはいたものの先送りになっていました。

LOOK 695 (2012年モデル)

まず第一弾として今回は

《タイヤ》です。

思えば昨年の富士ヒルクライム(山梨県)に参加した時、前日の会場で受付終了後の駐車場で前輪パンクが発覚!(チューブラー)

※予備のタイヤは激重チューブラー

悩んだ挙げ句、会場に再び戻ってブースを回りシーラントを見つけて投入するもむなしく派手な泡祭りをブースで開催(/^_^)/"

何とか会場の外側にシクロパビリオンのメンテナンスブースを見つけ、代替えタイヤ&交換作業を施していただきました。

その時ブースにあった軽量タイヤは

Vittoria corsa control 25c(265g)

一方、パンクしたタイヤは

Vittoria corsa speed 23c(200g)と

メーカー最軽量タイヤで、その差+65g

ヒルクライムでは、お世辞にも軽いとは言えないので自宅で買い置きしていた予備のVittoria corsa speed 23cに変えようと思って放置していました。

その理由は、緊急で応急措置していただいたのでセメントのリムベッドの上からリムテープでタイヤを貼ったまま放置してしまって、どんな状態なのか想像するのを躊躇っていたからです。笑

しかも今回の件でリムセメントは緊急時の処置が大変面倒な事がわかったのでリムテープに変更するため、更に困難が予想されます。

めまいが…汗

 

重い腰を上げて取り掛かりますが、ホイールからタイヤを剥がす作業から難関です。

久しぶりの作業で落ち度があっては高いタイヤを無駄にするので調べながら進め、備忘録として記事にしようと思いました。

〈交換前のタイヤ剥がし〉写真無し

多少重いとはいえ新しいタイヤで安くないわけで、予備として使うので傷付けずに慎重に剥がしていきます。

  1. バルブ周りから少しずつ力ずくでタイヤをリムから剥がし隙間を作ります。
  2. リムとタイヤの隙間にタイヤレバーを差し込みます。
  3. タイヤレバーはプラスチック製でリムを傷つけないよう左右にコネながら少しずつ手前に移動していきます。ホイールを脚で挟んでやると楽でした。
  4. 半周くらいやるとリムからタイヤを外せるので残りは手でも剥がせました。

〈リムのお掃除〉

リムテープだけでも大変なのにリムセメントの除去までやるのは難儀な作業で、中には一日ががりだという方もいるらしいのですが

今回は作業効率重視の自己流ですが、なんとか半日もかからずにそこそこきれいにできたので✨

※ブログに書こうと途中から思って写真を撮りました。

※今回は上のリムーバーを使いました。

【追記】その前に!

後付けで申し訳ありませんが、以前こちらの製品を使うにあたり「カーボンでも大丈夫」というお話を聞いたのでなんの疑いもなく使っておりましたが

最近になってショップさんによってはカーボンリムには使用しないでください等の注意書きがあることに気づきました。とは言え、私のホイールではこの製品をすでに何度も使用してしまっているので今更知った所で(^^;)もういいや、という感じなのでwwそのまま使用しておりますが、これからご使用になられる方はご注意ください。

というワケで作業開始!

  1. リムにはセメントの上にリムテープ(ミヤタ)の残骸が所々残って凸凹なので、軍手をして指の腹を使って残骸を擦り取りました。
    f:id:poppo_hato4416:20230305230314j:image
    ※こんなのが2つほど取れました!
  2. ある程度凸凹がなくなったらセメントクリーナー(溶剤)を塗ります。
  3. 溶剤は一気に塗らずに20~30cmを塗ってすぐビニールラップでリムを密封します。溶剤は速乾性なので乾くと大量に消費する割にほぼ無駄になるからです。これを繰り返し一周したら10~15分ほど放置します。
    f:id:poppo_hato4416:20230305235747j:image
    ※写真では二重に巻いていますけど密着させれば一重でも良さそうです。
  4. 少しおいてからラップの上から手の爪やタイヤレバーで擦ります。
    f:id:poppo_hato4416:20230305234303j:imageセメントを塗ったのが古く一度では無理でしたので同じ手順を繰り返しました。
    f:id:poppo_hato4416:20230305235720j:image
    思ったより分厚かった(5年もの?)ので三回繰り返しました。笑笑
    最後の仕上げにパーツクリーナー(遅乾タイプ)で拭き上げたら…
    f:id:poppo_hato4416:20230306000752j:image"ビフォーアフター" 何ということでしょう!? そこそこ綺麗になりました✨              ※あくまでこれは作業効率重視の自己流でやっております。

〈新しいリムテープを貼る〉

今回はミヤタのリムテープではなく、やはり昨年の富士ヒルでブースを物色中に役にたつと思って買ったリムテープを使う事にします。

"TUFO"GLUING TAPE 22㎜
f:id:poppo_hato4416:20230307223849j:image

23gとは軽い!f:id:poppo_hato4416:20230307224607j:image

心材の厚紙と保護ビニールを除くと

23g-15g=8g 8㌘って軽すぎ??

と思っていたらとんだ勘違い!

よくよく見たら上の写真には-(マイナス)が表示していました。

ビニールラップが裏に引っかかった状態で0設定したのかこれは無効ですね。笑笑

リムに貼る作業は少し手こずりましたけど、その分粘着力は問題無さそうです。

〈新しいタイヤ取り付け〉

  1. 新しいとはいえこれもかなり前に買い置きしていたVittoria corsa speed 23cをリムにはめタイヤのセンターを出します。
  2. リムテープの保護ビニールを抜いていきます。※空気は少し入れた状態
    f:id:poppo_hato4416:20230307233454j:image
  3. 空気を高圧で入れ、更に均等に体重をかけて回し圧着させます。
    f:id:poppo_hato4416:20230307232213j:image

  4. 完成です。

    きれいに仕上がり満足です。

〈その他〉

ホイールバランスのウェイトを外すかどうするか考えましたけど、このままでもバランスは大丈夫そうです。

自作のバランス用ウェイトですけど、回転時のブレがかなり違うと感じています。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

とりあえず最大の問題だったタイヤ交換を終えて一安心できました。

調べるとリムーバーは各メーカーでも出しているようで、かなり楽に剥がせるようですがかなり高価で時間もかかります。

チューブラータイヤを使う人が少なくなっている気がしますけど、ホイールとセットなら最軽量の足周りなのでまだまだ棄てがたいのですよね。笑笑

合掌

 

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