風にまかせて~人と自転車が好きになる風輪日記~

50代の目線でロードバイクのトレーニングを通して緩~く書き込みます。

「ゆるポタ」と「激坂」【飯能】探検ライド

《6/20(火)の出来事です》

荒川をはじめ、埼玉県にはたくさんの川があります。そしてそれらの川と平行してサイクリングロード(CR)と呼ばれる道があります。
水門、橋、工事等が多く迂回するには複雑な道が多い事も確かです。
特に多いのは交差する車道(橋)を迂回する場合の通過方法で、大体が橋の下をくぐって通れるようになってます。
何度も訪れるそんな場面を、初見で間違えずに通るのはなかなか難しいのではないでしょうか。事実、私は年に1,2度しか走らない江戸川CRを間違えずに走れた事がありません。笑笑

前置きが長くなりましたけど、そんなサイクリングロードの一つに入間川CRがあります。
入間川(いるまがわ)は、埼玉県を流れる荒川の支流としては最長の一級河川で、上流部の名栗川と合わせた総延長は63km。狭山市豊水橋から川越市の入間大橋までの21.9kmで、入間川CRが平行してあります。
ここも私が自転車を始めてから2,3度しか通った事がなく(しかも一部分のみ)、いわゆる未知の道です。笑

富士ヒルが終わって二週間、天候も悪く外に出れない日が続いてました。
天候のせいばかりでもなく、体調もあまり良くない日が多かったので休養してました。
そんな久しぶりのライドは、リハビリを兼ねて暑熱順化をするトレーニングを目的に、未開の入間川サイクリングロードを探索することにしました!

7:50 am

やや遅めの出発でした。
平日の朝という事で、一般道を避けて早めに荒川に出て荒川CRを北上。
川越市を過ぎると川は、荒川と入間川の二つに分かれます。※この少し先にも越辺川(おっぺがわ)もあるのでより複雑な地形になっています。
荒川の左岸から来たので開平橋で荒川を、入間大橋で入間川も渡って入間川の右岸がスタート地点です。


ここから22km弱で終点。


右岸は舗装された道路が2本あり川よりが土手上を通り、その外側に少し低い場所を通る道があります。
自転車道は低い方なんですけど、これが間違え易い原因ではないかと思います。
この二つの道は何度か合流と分岐を繰り返しますけど、そういう場所というのが交差する道路や橋を迂回するためで、反対側の土手下に誘導されます。
しかしそれとは別に一般道へ出る道が重なった場合、目線が低い自転車道からは川側に迂回路があるのが見えず一般道へ出てしまう事が過去にありました。
なので今回はできるだけ土手上を走るようにして、川側にある迂回路を見逃さないようにしました。

すると間違える事なく右岸エリアをクリアー!
県道15号の「初狩橋」から左岸に移りますが、この橋は歩道と信号を利用する形でした。

左岸はこれまでと違い一本道になり、住宅地と公園が多く歩行者が増えたためペースダウン。

西武文理大学という学校。

道がクネクネしてるうえ、ご老人や犬の散歩をしている方などにも気を使いながら終点の豊水橋(R299&R407)に到着しました~。

10:20 am

時間を見ればまだまだ余裕がありそうです。
たしか近くの川沿いにスタバがあったはず?
柄にもなくおされーなドリンクが飲みたい気分になりGoogle先生で検索、少し戻った昭代橋近くにあったらしい?


きれいな広い芝地の奥にありました!


エスプレッソ アフォガート フラペチーノ®
Tall 438kcal

予想通りの高カロリー笑
60Km以上走った分がチャラ(無し)です!
自転車に乗っても痩せないのはそういう事です。笑笑
しばらくGoogle Map とにらめっこ。
飯能市近いのね?なら久しぶりにあの坂へ行ってみようかな。というか過去に一度しか行ってない、普段は決して行かない「あの激坂」へ。
道をあまり知らないのを言い訳にして、近寄らないようにしてました。笑笑
埼玉県が誇る激坂

「子ノ権現」(ねのごんげん)です。

詳しくは↓↓↓
jitensha-hoken.jp
※自転車サイト「FRAME」より

豊水橋からだと20kmほどの距離です。
R407を左折してR299に入ります。
市街地を避け富士見通りで飯能バイパスに出て県道70で目的地を目指します。
最初からバイパスを通った方が路肩が広かったかもしれませんけど、なんせ大型トラックが多いので覚悟が必要です!
週末などの休日なら、飯能の市街地を通れば趣きがある町並みを楽しめて距離も短縮するので一石二鳥です。

県道に入ると交通量が減り走り易くなります。
サイクリスト御用達のcafe"KIKI"さん。この日はお休みです。

※週末のみ営業

私の記憶違いで入り口を通り過ぎたらしいけど、少し遠回りして「竹寺」「子の権現」の看板を右折。本来ならKIKIさんの手前にあったセブンイレブンを過ぎてすぐを右折が正解。

徐々に山道になり「竹寺」との分岐からは本格的なヒルクライムです。(4.18km)
平均勾配は6.9%となっていますが、奥に行く程どんどん斜度が増えて後半からは10%を下回る事がなく心拍数が既にMAXに近い状態です。
この後さらに最大勾配28%を含めたつづら折りが連続して心を折られそうになります。
前輪が浮きそうになる感覚が一瞬懐かしく感じましたけど、心臓が飛び出しそうでそれどころではありません笑
逆にこんな場所で下手に立ちこぎをすれば、後輪の荷重が抜けて滑り転倒も考えられます。
ハンドルにしがみつき重心を移動しながら後輪のトラクションに意識を集中して進みます。
何度も現れる同じような急勾配に終わりが見えずに

「脚を着いても誰も見てないよ」

弱い心がそうささやきます。
しかしそれは自分の問題です。
前回はもっと上れたはずなのに悔しい!
負けたくない気持ちが勝ちました。

「優勝」です笑笑


名物の「二本杉」がゴールの証。
この杉は伊勢湾台風で半分を損失、もう1つは落雷により焼失したらしく苦難に満ちた存在感を感じます。

前回(2018年)撮っていただいた動画がありますので貼っておきます。途中でパンクしたので後半部分になりました。↓↓↓
youtu.be


子の権現「天龍寺」は足腰の神様が祀られていて、
(2018年撮影)

御守りはサイクリストに人気ですけど、今回はお参りはせずに帰ります。
※この日の前日、足の神様(与野権現・大國社)にお参りしたばかりだったので...
その時のライドはコチラ⇩
poppo-hato.hateblo.jp


涼しい割に大量の汗が出ました。
近くに鎮座していたお地蔵さんにはここまでの無事を感謝してお参りしました。

反対側に下ると見晴らしの良い場所が

下った先に分岐があって左に行くと有馬ダム方面、右に行くとR299に出れました。

下り基調なので速いはずなのに、やたら長く感じるR299。途中から左折し帰りはK15で川越市を通りました。
R16に合流し荒川に戻ってCRを赤羽岩淵まで南下し無事帰宅となりました。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
暑熱順化が目的でしたが、予想より涼しく体力もあったので山練を加えてみました。
飽きっぽい性格なのでコースに変化を加えてモチベーションを上げる作戦でしたが、自分でも「子の権現」に行くとは思ってませんでした!
これで飯能方面もレパートリーになるかもしれません。遠いけど…

風にまかせて

合掌
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