風にまかせて~人と自転車が好きになる風輪日記~

50代の目線でロードバイクのトレーニングを通して緩~く書き込みます。

プチチャレンジ【飯能秩父】夏至ライド

 今年の夏至は6/21でした。
いつもならこの日が近くなると毎年恒例になっている夏至の日チャレンジライド、略して「夏至チャレ」をどうするのかと私の周り(SNS)がざわつくんですけど…
今年は誰一人それに触れてませんでした。私も休みを週末に合わせてなかったので開催したとしても参加は難しいと思ってました。
夏至チャレとは?〉
簡単に説明すると、奥武蔵グリーンラインの起点となる鎌北湖を日の出に出発し、日没まで獲得標高をどれだけ加算できるかを参加者全員で行うグループライドです。
第1回のルートが原案となり、毎年その年の事情に合わせコースをリメイクして開催してました。
原案通りに走れれば6000m近くの標高を稼げるという「地獄」になっています。
記憶が正しければ、未だに完走者は"0"です!

少し気になったんですけど、夏至ってそもそも一日なんでしょうか?
調べたら今年の「夏至」の期間は6月21日ごろから7月7日ごろまでの約15日間です。
始まりの日を一般的に「夏至」と呼んでいるのだそうです。

6/27(火)

夏至の話はさておき、今回もお気楽ライド。
前回よりは早く家を出発!のつもりでしたが逆に20分遅かったようです?!笑笑

8:10 am

前回記事で通ったルートが、自分には新鮮で楽しかったので今回も飯能方面へ
しかし同じルートではつまらないのであれこれ考えました。そこで下の場所↓↓↓

ここを今回の目的地(A)とします。
前回、子の権現から吾野に下ってきた場所。
左に曲がると子の権現へ上る道ですが、奥に向かって繋がる道がもう1つあります。
看板には名栗方面と書いてあるので、今回はこの道の先を目指しました!
この先がどうなっているのかは、敢えて調べずに行ってみます笑
そしてもう1つ、まだ上った事がない峠(目的地B)も余力次第では行きたいと思います。

今回も平日なので一般道を短くして、秋ヶ瀬橋から荒川左岸を北上。と、ここまでは前回同様調子良くきました。

※荒川唯一の踏切で、珍しく川越線(単線)が通ったのでラッキーかも?!

しかし、何がいけなかったのか急に腹痛です。
大体の場合は一時的な痛みでやり過ごす事が多いんです、けど…
どうにも治まる気配なし💦
開平橋で荒川を渡っていた時だったので、頭はトイレ探しでいっぱいです。
橋を来た方向へ引き返せば良かったのでしょうけど、その考えは浮かばずいつも立ち寄る川島町のローソンに行くのが一番早いと判断。
ガタガタ道の内臓攻撃や、草むらで野○○の誘惑に堪えること十数分。
(表の信号近くなので)通称「オモロー」に着きソッコーでトイレへ!

トイレに座りながらふと気づいた事が
「こっちのルートじゃなかった!?」
そうでした!このルートは越生ときがわ町に行く時のルートで、飯能方面に行くには不便過ぎます。トイレが最優先だったので仕方ない。
トイレをお借りしたので、店のドリップコーヒーを買って外に出ると雨が…

ルートを考える前に続行か退却か考える必要がありそうですが、雨雲レーダーでは回復する予定なので続行決定!

予定のルートに戻るために遠回りするくらいなら、山を越えて近道するのもいいかな?!その方が嫌いなR299も少なくてすむ。
結局いつもの道で越生まで行く事にしました。

再び走り出してから奥武蔵GLへのアプローチを何処にするのか悩みながら物見山を通り越生に入ります。
猿岩線かな~と「ボケ~」っとしてたら入口を通り過ぎてしまい、その成り行きで笹郷線を上ります。

※笹郷線は木陰と清流が涼しい良い道です。

本日一つ目の峠「一本杉峠」
特に何処が峠かわからないので写真も撮らずに顔振峠(こうぶり)へ
※遠くで重なる稜線が綺麗です。

稜線を通る道は、見た目の幻想的な感じとは違って上り基調のアップダウンがしんどい道。


刈場坂峠でGLを下りてR299に出ます。正丸峠を行けばショートカットできますけど、土砂崩れで通行止めになっていましたので選択肢はありません!

目的地(A)に行くには、更にR299を少し下って右に曲がります。

赤コーラで補給。

この先が目的地(A)です。

緩やかな上り坂を1kmくらい進むと子の権現の分岐、そこからが今回初のお楽しみです。
なんとなく想像はできますけど、やはり徐々にその予想通りになって最後はつづら折れになるという「理想的な峠」でした。


天を目指すと書いて「天目指峠」アマメザスです。
聞いた事はありましたけどここだったとは…
思わぬ収穫でした。

名栗方面に下り秩父へ向かいます。
久しぶりに通る「山伏峠」を少々甘く見ていたようで、記憶とは違って距離も勾配もまあまああってバテそうです。

山伏峠を下り再びR299に合流。信号のタイミングをみて、車とは距離を取りながら下りました。
お腹が空いきたので、ちょうど目に入った道の駅 「果樹公園あしがくぼ」に入ってみると食堂がありました。
秩父名物が揃っていて食欲もMAX。
ホルモン焼きそばが魅力的でしたが、ここは秩父名物の「わらじカツ」と「味噌豚」が同時味わえるこちらの「ミックス丼」に決定!

※一口食べてしまった。笑

3:00 pm

わらじカツは初めて食べましたけど、ちょっぴりスパイシーでサクサクで美味しかった!
「ご馳走さまでした」
閉店前のギリギリだったようです💦

更に下って右折すると偶然にも、こないだも通った「寺坂棚田」です。

いよいよ最後の目的地(B)へ!
富士ヒル前に丸山林道に来た時、復旧したばかりの定峰峠(裏)を下っていて思いました。
ここを上った事がないから今度は逆から上ってみたいと…
ラスボスは秩父側から上る定峰峠です!
秩父側からだと林道定峰線で高篠峠へは何度か上ってましたけど、ここは初です。


緩やかに流れる渓流に癒されます。

何度も下っている道ですが、ゆっくり上ると(もう脚に力が入らない)、見える景色が違って裏定峰は疲れた脚にも優しい坂でした。

白石峠に行くかそのまま下るか悩みましたけど、下り易さで定峰をそのまま下ります。
どのみち松郷峠は上らざるを得ません。
裏から松郷峠を上り、更に左に逸れて横松へと貪欲に標高を稼ぎに行きました。
太陽が西の空の低い位置に見えて、川口の自宅に戻る頃には沈んで暗くなっている事だろう。
暗くなるまで自転車に乗ったのはいつ以来だったかな?
なんかまるで夏至チャレ」みたいじゃないか?!

~おわり~

最後まで読んで頂きありがとうございます。
自転車の楽しさは
初めて通る道でワクワクしたり
出会った景色に感動したり
ふとした瞬間が懐かしかったり
苦しかった分の達成感があったり
自分の脚でたどり着くから味わえる楽しさです。
今年は暑さが早いようですけど、まだ紫陽花が綺麗でした。
夏本番まで身体が持つのか心配ですが、気楽に参りましょう笑笑

走行時間 9h22m
走行距離 215km
獲得標高 2462m


風にまかせて

合掌
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