昨日はホテルの夕食をたらふく食べた上
飲み放題の生ビールを３杯ほどいただきはち切れそうなお腹のまま
寝落ちｏ(＿＿*)Ｚｚｚ
実は前日に自転車をバラさずに部屋に持ち込んだのは、
日の出前にもう一度一人で三国峠に行き
朝焼けした富士山を拝みながら映え動画を撮りたい！という考えからでした。
（前日の内容はコチラの記事から↓↓）
poppo-hato.hateblo.jp
しかーし
今回、富士山に来た最大の目的は
富士スバルラインの試走。
余計な事で体力消費をしても平気なのか！？
そんな事を夢の中で思ったとか思わなかったような気がします。ｏＺｚｚ
4/24(日)
4:00am
スマホのアラームより少し前に起床。
窓越しに外を見ると真っ暗です！
星一つ無い漆黒の闇。
予報では
午前中まで一応大丈夫なハズでしたが・・
見るからに早いうちで天候が崩れそうな感じです。
朝焼け富士山が駄目なら、
もう無駄に体力を使う意味は無し！
また寝ます ｏ(＿＿*)Ｚｚｚ
5:30am
ここからは時間との戦い！
朝食を食べたらすぐ移動できるように自転車をバラして車に積み込みます。
大浴場は朝７時からだったので
朝は部屋のお風呂！
シャワーブースとその隣に大きめのバスタブがありゆっくり浸かることができました。
入浴剤を持ってきていれば尚良かった（笑
身体をしっかり温めてから
着替えて出る準備。
朝食後は部屋に戻らず出られるように全ての荷物を車に運びます。
あとは朝食を食べるだけなので了解をいただいて
先にチェックアウトし
7:00am
やっと朝食のお時間です🎶
検温&手指消毒してレストランへ
なんと昨夜の夕飯より格段にボリュームが増していました！
サラダだけでもすごい量なのに、
焼き魚（サバ）も朝食にしては大きめ
レース当日だとかなりヤバイ量ですね💦
でもね…魚も脂がのってて美味しいし、
表面の皮も丁寧に炙ってあって香ばしくて次々箸がすすんで
ご飯おかわりしました！
大盛で！！
朝からこんなにも栄養バランスの良い食事をいただけるとは有難いです。
コレでもう確実に
増量間違いなしですな(^_^;)
8:00am
部屋には戻れないのでロビーの一角で少し長めに食後の軽量化を済ませてから
富士スバルラインを目指します！
寝る前に確認した時には
午前中まではギリ曇りマーク
しかし
朝になると予報よりも天候は悪化している感じで気温もかなり低いです。
この時点で雨はいつ降りだしてもおかしくない状況でした。
北麓駐車場を利用するべきか悩みましたが
下りは雨になる事を考え
一番近い北麓運動公園に車を駐車
車から自転車を降ろし忙しく準備をしていると遠くに同じように準備しているグループを発見。
中には素脚(ショーツ)の方もいるようで
気合いの違いを感じます！
この時の気温は麓で11℃
私はと言うと
上が
OUTWET 長袖インナー
Rapha 長袖ジャージ
下が、
サーマルビブショーツ
レッグウォーマー
メリノウールソックス
下り用に、
ウィンブレ
防水ベスト
防水グローブ
ウールネックウォーマー(Buff)
以上をトップチューブバッグに入れて携帯。
最近、少し変だったパワーメーターも
今日は大丈夫そうです。
駐車場を出る時はまだ雨は降ってませんでしたが
スバルラインに入り料金所で先ほどのグループが料金を払うのを待っているとポツリ！
グループでただ一人の素脚出しの方から
「降って来ちゃいましたよ！」
と声をかけていただき
私も「無理なら途中で戻るかも？」などと返答しながら
私の方が先行する形でラップボタンを押し
START！
グループには女性の方もいたので少し考え、敢えて先行する事に。。
どのみち追われた方がプレッシャーになるので自分にはその方が良いとの判断からです。
しかし3年ぶりのスバルラインで慎重になり
あまりペースも出力も上がりません！
１合目がやたら長く感じます。
これじゃ「ブロンズ」も無理かもしれない
そんな事を考えているとどこか遠くの方から
「ｶﾁｬ」と小さな音がした気が？
ほどなくすると
さらに少し大きくなった音と共に息づかいも聞こえ
後ろを振り返えって後ろを見ると
素脚を出して追いついて来る先ほどの
あのグループのお方です！
やはり速い人でした
すぐ横に並んだタイミングで今日の目標タイムはどのくらいなのかお聞きすると
素足の方
「1時間10分ちょっとです」との事。
私のPBと同じくらいでしたが
しかしそれは３年以上前に決戦用バイクで本番に出したタイム。
少しだけ付いてみましたが・・
すぐに離れてしまいました💦
しかしこの寒さで素脚とはすごすぎる！！
やはりただ者ではなかった！
そんな彼のお陰で私も少しペースを上げる事ができました！
と言ってもベストには遠い感じ(笑
身体は寒くないですけど指切りグローブだったので指の感覚が無くなってきます。
足先も路面から巻き上げた水滴でかなり濡れていました。
持って来た「ベロトーゼ」と「アスセイバー」を装着してなかったのを反省します。
しかし
今回初登場のメリノウールソックスが本領発揮してくれたようで足先の辛さはさほど感じません。
奥ちゃんが予備で持って来てくれた事に感謝です！
５合目が雨雲の上にある事を期待してましたが、次第に雨足は強くなっています。
ガスがかかって視界が悪い中で、大沢駐車場(４合目辺り)の先で前方に2台のロードバイクを確認。
私を抜いて行った方とは別の方のようですが、１台は奥庭で追いつきましたがもう１台の方との距離に変化はありません！
あのペースから推測するに、
途中で休んでいて私が追いついたけど本来は同じくらいのペースということなのか？
そんな事を考えながら注視していると長い平坦区間に突入！
最初はなかなか縮まらなかった距離が一気に無くなり勢いで抜き去りました！？
荷物が多かったようだしさすがに疲れてペースダウンしたのだろうとその時は思ってました。
最後上り区間では視界がほとんど無いため、記憶よりゴールが遠く感じます💦
ペースが落ちかけていると後ろに気配を感じ「まさか！？」と思ってもがいていると
聞きなれない音と共に先ほどの荷物多めの(しかもロードと思っていたらクロスバイクの)若者？にあっさりと抜かれてしまいました！
力尽きたと思ったのに抜かされて
「え～っ？？？」
となりましたが
でもすぐに納得。
「電動アシスト」だったから…(^_^;)
たぶん大沢駐車場のお店で一度充電していたと考えれば合点がいきます。
とはいえゴールは間近
もう一度もがいて
やっとゴールの５合目に到着しました！
タイムは1:23"53
なんとかブロンズに収まりましたがビミョーなタイム。
料金所からのスタートを考慮すれば
今年のシルバーはやはり厳しいのか？！
先週あたりに雪が降ったらしく、あちこちに残雪がかなりありました。
視界はこれくらい。
到着と同時に急いで持って来た防寒対策をそのまま上から装着しますが
手の感覚が無くグローブを外すのも嵌めるのも苦労しました。
急いで下り始めたので確かではありませんが後で見たら３℃が最低気温だったとガーミン先生は記録してました。
ゆっくりゆっくり下りますけど震えでハンドル操作に支障がでるほど…
防水機能があるのはベストとグローブのみ。
下りなのに体温維持のためにペダルを回しながらでないと耐えられません！
この状況が25km下まで続くのかと思うと
バスに乗れるならお金払ってでもお願いしたいと、すれ違いで上って行くバスを見て思います…
下るにつれ次第に気温が上がり肩の力も抜けた事でスピードも徐々にアップ。
すると路面から水滴に混じった油を巻き上げたのか、ディスクブレーキが鳴いて騒がしい！
けどそれを楽しめるくらいに辛さもなくなっていました(笑
カーブの先に一本の山桜が見えた時
長かった下りも終盤になっていると感じます。
料金所が見えた時の安堵感は
長い旅を終えたような気分です。
車に戻ると緊張が一気に緩み、震えが止まらなくなりました！
奥ちゃんに手伝ってもらい着替えたり自転車をバラして車に積み込みますが
寒さで思考が鈍く手間取りました！
車の暖房を最大にして用意してあったパンを胃に投入。
あんなに食べた朝食も戻った時には空腹感でまるでなかった事のようです。
朝食を中途半端に食べていたら今日の天候では体温維持すらできなかったのかもしれません！？
車でしばらく体温回復を待っていると
奥ちゃんが近くの日帰り温泉を調べていたらしく「温泉でも行く？」と一言…
少し落ち着いたタイミングで温泉に移動。
※写真は別館
富士吉田の外れにある古宿
「葭之池温泉♨️」
なんと葭池温泉前駅という駅まである立地。
創業安政三年(西暦1856年)の
古い温泉宿がノスタルジックです。
小１時間ほど温泉にゆっくり浸かって
身体の芯から温まり人間に戻りました！
これでやっと無事生還したと言えます。
以上
長い文章になりましたけど、最後まで読んでいただきありがとうございます。
天候もタイムも思い通りにはなりません！
反省もありラッキーもあり
助けられたり励ましあったり
残念ながら手応えになる良いデータは得られませんでしたが、現状把握はできました。
本番までにもう少し上げて挑みたいですね。
合掌
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