風にまかせて~人と自転車が好きになる風輪日記~

50代の目線でロードバイクのトレーニングを通して緩~く書き込みます。

30年ぶりの…【クロストレーニング】スキー

2/8(水)のことです。

格安日帰りバスツアー新潟県湯沢町にある

神立スノーリゾート

私は30年ぶり
奥ちゃんは初めてのスキーに出かけました!

自転車ブログなのに自転車と関係ないじゃないか!?そんな意見もあるかもしれませんが、ワールドツアーで活躍するログリッチは元プロスキーヤー(ジャンプだけど…)ですし、クロスカントリースキーは持久力、アルペンスキーは足腰にと、自転車に必要な要素が多くありクロストレーニングにはもってこいかと考えます。笑

とは言え、スキー用具一式持ってません。笑
そもそも30年前からスノーボードに嵌まりスキー機材は全て手放していて、今回は二人ともスノーボードのウェアを持参。
スキー、ブーツ、ストックはレンタルオプション追加で申し込みました。

3月末まで日帰りバスツアーも全国旅行支援の対象なので
総額から20%引きとなり、さらに平日は一人2千円分の地域クーポンもいただけます。

当日は朝6時40分新宿集合なので
朝5時過ぎの電車で早朝の新宿駅


少し迷いましたけど出発時間前になんとか集合場所の都庁前に着きました。笑

平日なのにスキー&スノボツアーの人で大混雑。
しかし手ぶらの人が多いのには驚きです!
まあ自分達もその仲間なんですけど…

今回神立にした理由は、レンタルショップの機材がサロモン&バートンと充実しているためでスキー板は全てサロモンのカービングスキーだったからです。
※中には古い年代物をレンタルするスキー場もあるらしいので
どんな機材になるのか行ってみないとわからないのは不安でもあります。

バスは上里サービスエリアにトイレ休憩で一度だけ止まり、月夜野インターで関越道を出ました。
何でも行き先が3ヶ所あり一つ目が苗場スキー場なので三国峠を通って行くようです。
三国峠へは狭くて暗くて長い事で有名な三国トンネルを通って行かなくてはなりませんでしたけど、最近新しいトンネルができていました!
路肩が広く歩道もあったので自転車で来ても安全に通れそうです。

「トンネルを抜けると…」もちろん雪国です!

ところで
最近のスキーバスってどうなの?と気になっていましたが
今回利用させていただいたツアーバスの運転手さんはものすごく慎重、且つ丁寧な運転で
車内アナウンスも的確で親切です。
若い方が多いスキーバスの車内はさぞ賑やかなのかと思いきや
出発してすぐは中国語など会話が聞こえたものの1時間もしないうちに寝息に変わり、現地に到着するまでとても静かでした。

最初の苗場で半分近い人が降り時間がかかってしまい2番目の到着地、神立には予定時間を少し回った11時10分に到着。
私たちを下ろしたバスは三番目の目的地の湯沢中里スキー場に向けて出て行きました。

バスが到着した神立GROUND BASEの1階には大きな更衣室兼ロッカールームがあって便利です。

2階でチケットを交換してから 3階のレンタルショップ


すると!?
板は確かにサロモンのカービングスキーでしたけど、スキーブーツは新しめで綺麗ではあるのですが知らないメーカーでサイズも細かく揃ってなくて残念。

普段の靴と同じサイズなんですけど、2つしかないバックルを目一杯締めても脚が動いてしまいます!
聞くとこのショップには1cm単位しかないらしいのでここは我慢して早速ゲレンデへ。

奥ちゃんは初めてのスキーブーツに歩くだけで苦戦してました。

始めに雪の上でのレッスン開始!
スキーを片側だけ装着して動きの確認。
ボーゲンでの滑り方を教えましたけど、リフト手前の狭い場所のせいか恐がって想像以上に手こずります。汗

基本動作をレクチャーしたあと少し休みたいと奥ちゃんが言うので、チャンスタイム到来。
私一人でリフトに乗って一本滑ることに…
しかし少し緊張していたのかリフトの途中で誤って片方のストックを落としてしまいました!
人生初の大失態をやらかした自分にビックリ!!

気を取り直してストック回収大作戦を決意し、まずは落とした場所へ。
リフト下と言えば誰も滑ってないふかふかパウダースノーを連想します。
私も北海道時代はわざと目立つために滑り、シュプールが決まると自己満足に浸りました。
しかし今回は違いまず思ったのが

「雪おもっ!」

という新潟県湯沢エリア独特のベタ雪に加え、前日の気温が高かったり、少し雨が降り始めていたので思ったように曲がってくれず初転倒。
なんとか初心者みたいなボーゲンで目的の場所に到着しストック回収に成功です。

するとリフトのお客さんから手を振って応援を受けました!
照れながらも手を振り返してご挨拶。
こんな事も初めての経験です。笑笑

整備されたコースに戻ると少しずつ感覚が蘇ってきて、奥ちゃんの待つ場所の少し手前から私設インストラクターのプライドをかけ滑りました。笑
※その時の動画


再びレッスン開始。
今度は、奥ちゃんのスキーの先端を私が後ろ向きに支えての直滑降や
私が前、奥ちゃん後ろのトレインでターンの練習をしました。
なんとかなると判断して一緒にリフトに乗ろうとしましたけど、スキーを装着しての乗降は無理そうです。
リフトのスタッフの方に相談しましたけどスキー板を装着していないとダメらしい。
せっかくの奥ちゃんのやる気と?!
せっかくのリフト1日券が無駄になりました!
まあ込み込みですけど…笑

緩斜面(ほぼ平坦)でひたすら練習していた奥ちゃんですが今度は私に気を使ってなのか「もう疲れたから今日は十分。」と言ってゲストハウスで待ってるというので
私は帰りのバスの時間まで1時間くらいフリーで滑れる事になりました。

神立は過去に何度か来ていてコースはある程度分かっていましたけど、まだ上まで行く自信がありません。
一番下のリフトを2本ほど滑って様子をみてから「よーし行くか!」と気合いで左手の高速クワッドに乗り込み二番目に高い場所へ。
※一番高い場所へのリフトは停止していた様子

雨は次第にみぞれに変わり、2本目のリフトで上に着くと吹雪でした!

ホワイトアウトであまりコースが見えませんけど、なんとなくある記憶で緩めの斜面に向かいます。
幸運な事に上の斜面は雪質が良く比較的軽いためターンが上手くなった気になります。
斜度も下よりあるのでスピードが出ますけどコントロールしやすいです。
カービングスキーで滑るのは初めてですが、名前の通り曲がるのが楽な板ですね。

昔からの癖で一気にリフト乗り場まで滑ってしまいます。(リフト代の元を取りたかった?笑)
まだバスの時間には余裕があるのでもう1本滑ることにします。
たまたまクワッドリフトでご一緒した方がカービングスキーだったので話しかけて少しだけコツを伝授していただきました。

板にも雪にも慣れて滑るコツも聞いたので今度は上級者コースへ!
視界も少し良くなったのでスピードを上げてパラレルロングターン。カービングスキーの醍醐味を少しでも体感したいと挑戦しますが、ここにきてブーツのフィット感が障害になります。
ブーツが緩いのでスキーの先端がバタバタしてしまいスピードが上がると恐怖です。
カービングスキー独特の幅広な形状も雪質次第では悪影響がある気がしますが、早い話し私が未熟なだけというのが結論です。

奥ちゃんの待つゲストハウスまでノンストップで滑り降りて合流。
レンタルショップに機材を返却して全国旅行支援でいただいた地域クーポン(2人で4000円分!)を使いお土産を買って時間を潰します。
平日なので休憩場所は空いててバス待ちも楽でした。
ほぼ定刻の18時ちょっと前にバスが到着。
帰りも同じく苗場・上里SA(トイレ休憩)で停まり、新宿には夜9時45分頃到着予定です。
帰りのバス車内は・・というと
皆さんお疲れの様子でほとんどの方が寝ているみたいでした。
誰も乗ってないのかと錯覚しそうなぐらいの静けさのまま予定通り新宿に夜9時45分頃に戻ってきました。
埼京線京浜東北線を乗り継いで夜11時を回った頃に帰宅となりました。

今回、格安ツアーとあって若い人が多いイメージのなかで私たちが少し浮いていたかはわかりませんが・・笑
アーバス?といっても交通手段としてスキー場直通バスといった感じなので
乗って、現地に着いたら普通におりる、ただそれだけです。 笑
乗客同士で集まって行動するとかも一切ありません。
バスに乗る前にリフト券の引換券や全国旅行支援の地域クーポン等をもらうので
バスに一緒に乗る以外は完全にそれぞれ別行動です。
それよりも「神立」というスキー場の方が東京から近いだけあって
若者ばかり、というか若者しかいないイメージ??
しかもスキー客の比率も低く感じました。

格安ツアーなので期待してはいけない事も少なくありません。
ですが、今回は平日だったこともあり現地購入のリフト券代よりも安い値段で往復交通費とリフト券、機材レンタルもできてしまったのですから
何も言う事はございません(笑)
思い立った時に手ぶらで気軽にスキーorスノボに行けるシステムは素晴らしいと思います。
バスの安全性についても以前より向上していると感じました。
初心者の奥ちゃんにとっては遠足気分でお試しスキーが楽しめたのでこれくらいが丁度良かったみたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。トレーニングとしては内転筋に刺激があり体幹が向上したかな?くらいでした。笑
私としては願わくば
奥ちゃんがもう少し上達してくれたら自分達の機材を揃えて、今回とは違う方法で行き楽しみたいと正直思ったのが感想です。


風にまかせて

合掌
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